元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年02月19日
10
煮干ソバの第一人者「中華ソバ伊吹」が放つ驚きの一杯!火を一切入れずに、蔵囲天然利尻昆布一等2年物を使用した「昆布水」から、煮干の表層の旨味だけを丁寧に抽出したかけソバ。淡麗かけソバ伊吹から、旨みを更に昇華させた奇跡の味わい!
価格
1,400
円
(税込1,512円)
押し寄せてくる凄まじい煮干の旨味は、煮干ソバの伝道師が編み出した驚異の製法により生み出される。なんと、一切火入れをすることなく、尋常ではない大量の煮干から、表層の上質な旨味だけを丁寧に抽出。しかも、その煮干しを抽出するのは、水ではなく、超高級昆布を使用した「昆布水」で抽出するというから驚きである。これまで、見たこともなければ、味わったこともない、店主が編み出した正真正銘の唯一無二な逸品だ。クリアなスープは、芸術的な美しい輝きを放ち、一口すするとまさに、口いっぱいに広がる煮干の旨味と香り。
究極のかけソバに合わせるのは、パツンと歯切れの良い低加水の中細麺。旨味にまみれたスープの主張を下支えする、上品な香りと味わいだ。ツルツルとした喉ごしも最高で、クリアなスープの清涼感を見事にアシストしてくれる。開業以来、愛用している老舗・三河屋製麺の中細ストレート麺は、もはや伊吹のトレードマークとも言える。
煮干ソバ業界を常にリードしてきた店主。変態とも呼ばれるほどの探究心と、職人魂を持ち合わせ、有名店主の中にもその信者は多い。商品に対するこだわりの強さは、類い稀なレベルで、これまで宅麺への出店は味が変わることを理由に数年来、実現することはなかった。 しかしながら、この淡麗かけソバ伊吹の製法は、冷凍とも相性が良く、長年の念願が叶い、ついに出店をしていただけることになった。数量限定ながら、ついに発売することになった奇跡の一杯!ご堪能あれ。
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店舗名 | 中華ソバ伊吹 |
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住所 |
〒
174-0063
東京都板橋区前野町4丁目58−10 |
電話番号 | - |
営業時間 | [火~土]
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定休日 | 日曜日、月曜日 |
三村 悠介
好きなラーメン屋
ちばから
受賞歴
【お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー】
第12回 ラーメン部門・魚介系第3位
第13回 ラーメン部門・魚介系第1位
【JAPAN BEST RAMEN AWARDS】
2021 第6位
麺、スープ
※この商品は、具材は何も乗せずに、そのまま味わっていただくのが一番のおすすめです。
☆お店と同じ味を楽しむ具材 ◎お好み ◯味変310g(麺130g)
麺(小麦粉(国内製造)、卵白、食塩/かんすい)、スープ(片口イワシ煮干、アゴ煮干、昆布、醤油、カツオ節、清酒、干し椎茸、食塩/調味料(アミノ酸等))、(一部に小麦・卵・大豆を含む)
熱量117kcal
タンパク質2.9g、脂質1.2g、炭水化物23.7g、食塩相当量1.47g
(サンプル品分析による測定値)
原材料表記枠内に記載(商品発送日より40日間)
要冷凍 -18℃以下
※原材料のカタクチイワシ煮干、あご煮干はえび、かにが混ざる漁法で採取しています。
◆開封後はお早めにお召し上がりください。
◆賞味期限内にお召し上がりください。
◆湯煎時や麺茹での際は火傷には十分ご注意ください。
◆電子レンジや直接火にかけての解凍は絶対行わないでください。
元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年02月19日
10
一切の火入れをせずじっくりと出汁を抽出した伊吹の水出しは「淡麗」が宅麺でも販売されていますが、「淡麗」が煮干+水という核酸を中心とした旨味の構成なのに対し、
こちらの「豊潤」は煮干+昆布+椎茸という、核酸とアミノ酸の掛け合わせによる旨味の相乗効果を引き出した構成となっています。
ちなみに使われている昆布は蔵で寝かせ熟成させた「蔵囲昆布」と呼ばれる天然物の利尻昆布で、
熟成により旨味が増し、また臭みや雑味などのクセが抜け、非常に上品な出汁が取れる高級食材として知られています。
特に2年物3年物の等級の高いものになると、その分単価も高くなり、京都の割烹や料亭に卸されるような貴重品としても扱われています。
こちらもまず麺を入れる前に素の状態のスープを一口味わってみて下さい。苦味雑味臭みエグみといった類は一切なく、
水出しで時間をかけて抽出された蔵囲昆布の奥深い旨味、オリーブいりこの洗練された風味、まろやかな甘味がグッと押し寄せ、
心地良い余韻に浸っている内にも脳が次の一口を早く欲するよう指令を出してきます。
淡麗は塩分濃度約1.9%、Brix値約4.2%なのに対し、
豊潤は塩分濃度約1.9%、Brix値約4.5%と、両者の塩味甘味には成分上の違いは殆どありませんが、
淡麗のほうは昆布の成分がない分やや塩味の感度が上がり、その対比効果でオリーブいりこの甘みもより際立って感じられ、
一方豊潤のほうは口当たりがまろやかで、煮干だけでは得られない旨味の層を感じられます。
これは旨味の組み立てが異なるという話なので、どちらが上というのはなく、完全に食べ手側の味の好みになると思います。
麺は三河屋製麺のスクエア型低加水角刃細ストレート。
淡麗の麺と同じ切刃番手のポキパツな歯切れの良さが特徴的で、やや硬めに茹であげることでスープを吸い上げ、丼内の一体感と食感の変化も楽しむことが出来ます。
またこちらも淡麗と同じかけラーメンスタイルなので、付属トッピングはありません。
余計な追加トッピングも調味料も使わず、スープと麺だけを純粋にお楽しみ下さい。
とにかくスープに限っては煮干ラーメンの枠内では究極クラスの旨味のグレードで、むしろ麺の存在が浮いて感じられてしまうほどスープ単体としての完成度が非常に高いのですが、
逆に麺と組み合わせたラーメンの味として考えると、個人的には淡麗のほうが自分の好みに合っているかもしれません。
ここまでくるとラーメンなのに麺の必要性について考えさせられてしまいますね。
ぶっちゃけカエシも抜いて吸い物として純粋に出汁だけを楽しんでみたいです(笑)
なおスープは温度が高過ぎると風味が飛んでしまう為、くれぐれも高温かつ長時間の湯煎は避けるようご注意下さい。