元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2024年12月25日
7
確固たる地位を築く「家系ラーメン」の中でも、一際、異才を放つ逸品!奥深い動物系の出汁の味わいと、醤油のキレが高い位置でぶつかり合う至高の一杯が、満を持して初登場!
価格
1,300
円
(税込1,404円)
家系ラーメン特有のシャープなキレと攻撃力を持ちつつも、ファーストインプレッションは優しい口当たり。徐々に深みある出汁感が身体に染み入り、旨みの余韻がどこまでも続く、そんな味わいだ。豚や鶏、動物系の旨みと、醤油ダレのキレ、更には香り高き鶏油のさっぱり感が、絶妙なバランスで三位一体となり、作り手のセンスを感じることができる。濃厚でありながら、最後の一滴まで飲み干してしまうようなハイレベルな一杯。もちろん、ライス必須で楽しんでいただきたい。
ツルッとした口当たりと、太く短い丸みを帯びたストレート麺は、スルスルと喉越しよく、強めの弾力も相まってあっという間に完食してしまうだろう。噛むと、もちもちとした食感で小麦の香りが口いっぱいに広がる。濃厚なスープ、鶏油との絡み、相性は言わずもがな。これぞ、名門酒井製麺の味わい!と言える王道の麺は、家系ファンだけでなく、あらゆるラーメンファンを魅了する。
元々、武蔵家として営業していた西千葉の店舗を、買い取る形でスタートした「裏武蔵家」。武蔵家の系譜の中でも人気が高く、裏武蔵家として再スタート後、すぐに行列店へと成り上がる。勢いは止まることを知らず、2023年セカンドブランド「野良裏家」を同じ千葉県内にオープン、すぐに話題となり人気店となる。モノ作りと経営の才覚を持つ店主から、今後も目が離せない!
店舗名 | ラーメン野良裏家 |
---|---|
住所 |
〒
260-0834
千葉県千葉市中央区今井2-12-1 MGエクセリア蘇我マンション 1F |
電話番号 | |
営業時間 | 11:00~14:00/17:00~20:00 |
定休日 | 水曜日 |
斎藤 佳太
好きなラーメン屋
受賞歴
麺、スープ、具材(チャーシュー、のり(5枚))
☆ねぎ(刻み)/ ☆万能ネギ(刻み)/ ☆ほうれん草(茹で)/ ☆小松菜(茹で)
☆お店と同じ味を楽しむ具材 ◎お好み ◯味変550g(麺150g)
麺(小麦粉(国内製造)、食塩/加工でん粉、プロピレングリコール、かんすい、酒精、クチナシ色素)、スープ(豚骨、鶏ガラ、醤油、ねぎ、にんにく、鶏油、昆布/調味料(アミノ酸等))、具材(燻煙チャーシュー(豚肉、のり))、(一部に小麦・豚肉・鶏肉・大豆を含む)
熱量226kcal、
タンパク質7.3g、脂質14.3g、炭水化物17g、食塩相当量2.24g
(サンプル品分析による測定値)
原材料表記枠内に記載(商品発送日より40日間)
要冷凍 -18℃以下
※本品は「卵」を含む製品と同じ場所で製造しています。
◆開封後はお早めにお召し上がりください。
◆賞味期限内にお召し上がりください。
◆湯煎時や麺茹での際は火傷には十分ご注意ください。
◆電子レンジや直接火にかけての解凍は絶対行わないでください。
元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2024年12月25日
7
スープは豚と鶏の濃厚な豚骨醤油で、武蔵家のような粘度、ザラつき、ワイルドな獣っぽさはなく、洗練された熟成感とブ厚い骨太感があり、
塩分濃度約2.2%のキレ、コク、まろみ、旨味が共存する醤油返しが味をビシっと引き締めています。
鶏油は通称「黄金鶏油」と呼ばれる野良裏家(のらりや)オリジナルの親鶏ブレンドで、芳醇な風味だけではなく深みや口当たりにもクオリティの違いを感じられると思います。
また野良裏家では鶏油を後からかけるのではなく、より一体感を持たせる為カエシと共に丼へ先に入れてからスープを注いでおり、
本品でも別パックにせず予めスープに加えた状態でパックされているので、開封前によく振ってから丼に注ぎましょう。
麺は酒井のB麺で、約17センチの短尺ワイド型逆切り角刃中太ストレート。こちらは説明書きにもある通り、冷蔵解凍推奨です。
冷凍生麺の冷蔵解凍は結露や乾燥による品質劣化を招きやすいので本来はNGとされていますが、冷凍した酒井製麺の家系麺は麺同士がくっついている事が多いため、
解凍後に麺を解してから茹でたほうが、いくら茹でても麺が解れないという状態を未然に防ぐ事が出来ます。
解凍のタイミングは調理前日晩、若しくは当日朝に冷蔵庫へ移し、約12〜15時間程度かけてじっくり解凍が大体の目安です。
麺同士を優しく剥がすように解し、乾燥しないよう手早くばらけさせ、解したら放置せずすぐに茹でましょう。
この際、強引に解そうとすると簡単に千切れてしまうので、優しく丁寧に扱うのがポイントです。茹でてる間もなるべく触れず、対流で自由に泳がせてあげて下さい。
付属トッピングは国産三元豚のモモ肉を使った窯焼燻製チャーシューが1枚。
しっとりむっちりとした赤身の旨味と脂身の甘みが活かされたスモーキーでジューシーな吊るし焼きで、スープにも程良い燻香を乗せてくれます。
ちなみにほうれん草や小松菜などの青菜は付かないので、必要な方は各自用意です。
あとライスもガッツリ用意しておきましょう。嬉しい事にスープ量タップリで、海苔も5枚も付けてくれています。
一本ガラ、鶏油、カエシ、燻チャー、海苔といった食材一つ一つの品質にも拘りを見せ、家系の本質は外さず、
かつ直系とも裏武蔵家とも違った新しい個性が光る、まさに「野良」のように自由な表現で生み出されたハイグレードな家系ラーメンとなっており、
宅麺で現在販売中の家系ラインナップの中でも濱野家と並びトップランクに位置するレベチな一杯だと思います。