元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性 2024年12月25日 麺は冷蔵解凍推奨 スープは豚と鶏の濃厚な豚骨醤油で、武蔵家のような粘度、ザラつき、ワイルドな獣っぽさはなく、洗練された熟成感とブ厚い骨太感があり、 塩分濃度約2.2%のキレ、コク、まろみ、旨味が共存する醤油返しが味をビシっと引き締めています。 鶏油は通称「黄金鶏油」と呼ばれる野良裏家(のらりや)オリジナルの親鶏ブレンドで、芳醇な風味だけではなく深みや口当たりにもクオリティの違いを感じられると思います。 また野良裏家では鶏油を後からかけるのではなく、より一体感を持たせる為カエシと共に丼へ先に入れてからスープを注いでおり、 本品でも別パックにせず予めスープに加えた状態でパックされているので、開封前によく振ってから丼に注ぎましょう。 麺は酒井のB麺で、約17センチの短尺ワイド型逆切り角刃中太ストレート。こちらは説明書きにもある通り、冷蔵解凍推奨です。 冷凍生麺の冷蔵解凍は結露や乾燥による品質劣化を招きやすいので本来はNGとされていますが、冷凍した酒井製麺の家系麺は麺同士がくっついている事が多いため、 解凍後に麺を解してから茹でたほうが、いくら茹でても麺が解れないという状態を未然に防ぐ事が出来ます。 解凍のタイミングは調理前日晩、若しくは当日朝に冷蔵庫へ移し、約12〜15時間程度かけてじっくり解凍が大体の目安です。 麺同士を優しく剥がすように解し、乾燥しないよう手早くばらけさせ、解したら放置せずすぐに茹でましょう。 この際、強引に解そうとすると簡単に千切れてしまうので、優しく丁寧に扱うのがポイントです。茹でてる間もなるべく触れず、対流で自由に泳がせてあげて下さい。 付属トッピングは国産三元豚のモモ肉を使った窯焼燻製チャーシューが1枚。 しっとりむっちりとした赤身の旨味と脂身の甘みが活かされたスモーキーでジューシーな吊るし焼きで、スープにも程良い燻香を乗せてくれます。 ちなみにほうれん草や小松菜などの青菜は付かないので、必要な方は各自用意です。 あとライスもガッツリ用意しておきましょう。嬉しい事にスープ量タップリで、海苔も5枚も付けてくれています。 一本ガラ、鶏油、カエシ、燻チャー、海苔といった食材一つ一つの品質にも拘りを見せ、家系の本質は外さず、 かつ直系とも裏武蔵家とも違った新しい個性が光る、まさに「野良」のように自由な表現で生み出されたハイグレードな家系ラーメンとなっており、 宅麺で現在販売中の家系ラインナップの中でも濱野家と並びトップランクに位置するレベチな一杯だと思います。 7 役に立った レビューを共有
スープは豚と鶏の濃厚な豚骨醤油で、武蔵家のような粘度、ザラつき、ワイルドな獣っぽさはなく、洗練された熟成感とブ厚い骨太感があり、
塩分濃度約2.2%のキレ、コク、まろみ、旨味が共存する醤油返しが味をビシっと引き締めています。
鶏油は通称「黄金鶏油」と呼ばれる野良裏家(のらりや)オリジナルの親鶏ブレンドで、芳醇な風味だけではなく深みや口当たりにもクオリティの違いを感じられると思います。
また野良裏家では鶏油を後からかけるのではなく、より一体感を持たせる為カエシと共に丼へ先に入れてからスープを注いでおり、
本品でも別パックにせず予めスープに加えた状態でパックされているので、開封前によく振ってから丼に注ぎましょう。
麺は酒井のB麺で、約17センチの短尺ワイド型逆切り角刃中太ストレート。こちらは説明書きにもある通り、冷蔵解凍推奨です。
冷凍生麺の冷蔵解凍は結露や乾燥による品質劣化を招きやすいので本来はNGとされていますが、冷凍した酒井製麺の家系麺は麺同士がくっついている事が多いため、
解凍後に麺を解してから茹でたほうが、いくら茹でても麺が解れないという状態を未然に防ぐ事が出来ます。
解凍のタイミングは調理前日晩、若しくは当日朝に冷蔵庫へ移し、約12〜15時間程度かけてじっくり解凍が大体の目安です。
麺同士を優しく剥がすように解し、乾燥しないよう手早くばらけさせ、解したら放置せずすぐに茹でましょう。
この際、強引に解そうとすると簡単に千切れてしまうので、優しく丁寧に扱うのがポイントです。茹でてる間もなるべく触れず、対流で自由に泳がせてあげて下さい。
付属トッピングは国産三元豚のモモ肉を使った窯焼燻製チャーシューが1枚。
しっとりむっちりとした赤身の旨味と脂身の甘みが活かされたスモーキーでジューシーな吊るし焼きで、スープにも程良い燻香を乗せてくれます。
ちなみにほうれん草や小松菜などの青菜は付かないので、必要な方は各自用意です。
あとライスもガッツリ用意しておきましょう。嬉しい事にスープ量タップリで、海苔も5枚も付けてくれています。
一本ガラ、鶏油、カエシ、燻チャー、海苔といった食材一つ一つの品質にも拘りを見せ、家系の本質は外さず、
かつ直系とも裏武蔵家とも違った新しい個性が光る、まさに「野良」のように自由な表現で生み出されたハイグレードな家系ラーメンとなっており、
宅麺で現在販売中の家系ラインナップの中でも濱野家と並びトップランクに位置するレベチな一杯だと思います。