元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年04月16日
5
"天才店主×極上食材" 食材の旨みが最大限に引き出されており、麺・スープ・具材、全てが至高の領域。
価格
4,000
円
(税込4,320円)
極上の牛頬とフォアグラを惜しみなく使用。牛頬は豊かな風味があり、非常に柔らかく、口の中でとろけるような食感を楽しむ事ができる。脂肪と赤身肉が絶妙にバランスを取り、ジューシーでありながらも飽きがこない、旨味が凝縮された深い味わい。フォアグラは濃厚でクリーミー。こちらもとろけるような食感で、フォアグラ特有の深い味わいと香りは全体に広がり、ラーメンのレベルを一気に引き上げる。
牛骨などから取られたスープは、豊かな風味、深いコクがあり、まろやかで旨味を強く感じられる。また、ほのかな酸味で後味はすっきり。そこにトリュフの香りと和牛の脂の旨味、フォアグラの濃厚さが溶け込み、類を見ないほどのリッチな味わいに。平打ちちぢれ麺はシルキーでツルツルと啜りごごち良いのが特徴的で、弾力がありながらも硬さを感じさせず、まるで絹のような柔らかさを楽しむ事ができる。スープとの一体感が抜群に良く、完成度が極めて高い一品。
カレー店も営む店主は、ラーメンの魅力にとりつかれ、自分にしか作れないラーメンを志す。 丸2年間、誰からも教えを請うことなく、研究を重ね、遂に完全オリジナル製法により八咫烏のラーメンを完成させた。 常識にとらわれない店主は、「かえしはカクテルのようなもの」と独特の感性を持つ。 そんな店主が八咫烏をオープンさせたのは2016年8月。一切の宣伝もせず、口コミだけであっという間に行列店となり、 食べログ百名店も獲得するまでに知名度を上げ、現在に至る。
|
|
店舗名 | 八咫烏 |
---|---|
住所 |
〒
101-0061
東京都千代田区神田三崎町3丁目7−13 三大ビル B1 |
電話番号 | |
営業時間 | 月・火・水・木・金
18:00 - 21:00
土
|
定休日 | 日曜・祝日 |
居山勢
好きなラーメン屋
受賞歴
麺、スープ、具材(フォアグラ、牛頬肉)、トリュフガーリックオイル
☆ほうれん草のソテー/◎九条ネギ
☆お店と同じ味を楽しむ具材 ◎お好み ◯味変630g(麺140g)
麺(小麦粉(国内製造)/酒精、プロピレングリコール、かんすい)、スープ(牛骨、豚足、豚背脂、醤油、食塩、砂糖、白だし、白醤油、みりん、醸造酢、洋酒、清酒、紹興酒、バルサミコ酢/調味料(アミノ酸等))、具材(フォアグラ、牛頬肉、トリュフ、洋酒、醤油、清酒、紹興酒、白だし、食塩、砂糖、醸造酢、レモン果汁、ハーブ(ブーケガルニ、ペッパー、ジンジャー、ガーリック)/スパイス混合物)、トリュフガーリックオイル(豚背脂、にんにく、黒トリュフ)、(一部に小麦・牛肉・豚肉・鶏肉・大豆を含む)
熱量192kcal
タンパク質8.2g、脂質8.4g、炭水化物20.8g、食塩相当量1.36g
(サンプル品分析による測定値)
原材料表記枠内に記載(商品発送日より40日間)
要冷凍 -18℃以下
※本品は「そば・卵・乳成分」を含む製品と同じ場所で製造しています。
◆開封後はお早めにお召し上がりください。
◆賞味期限内にお召し上がりください。
◆湯煎時や麺茹での際は火傷には十分ご注意ください。
◆電子レンジや直接火にかけての解凍は絶対行わないでください。
元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年04月16日
5
麺は平打の太ストレートで、幅広ですが麺帯は薄くピロピロとしています。
中華麺ではありますが、タリアテッレのようなパスタ感というか、どちらかというとヌイユを意識したようなイメージで、
滑らかでコシも強くモチモチとした弾力性があります。
まずはこの麺と別パックのガーリックオイルを和えるところから本品の調理はスタートします。
この時点でトリュフが香りますが、ニンニクの風味はそれを上回る強さで、
スープをかける前の油麺の状態で数本食べておくとよりニンニクとトリュフを堪能出来ると思います。
スープは白濁したクリーミーな動物系で、牛と共に豚の風味も分かりやすく出ていますが、臭みは一切ありません。
またバルサミコの甘味酸味や紹興酒の風味など、カエシの構成が以前販売されていた八咫烏式二郎系に似ており、塩味も含め全体的に味はやや濃い目です。
こちらを麺にかけるのが第二工程です。
付属トッピングは牛ほほ肉の煮込みとフォアグラが一緒にパックされています。
ブイヨン感もあるソースはトリュフの香りが立っており、フルーティな甘味酸味の効いた濃い味付け。
牛頬は冷凍の鮮度的な臭みが多少気になりましたが、ほろりと程々に軟らかく煮込まれています。
フォアグラも風味が落ち気味な上やや淡白で濃厚さに欠けますが、保存状態的にも致し方ないかもしれません。
こちらを綺麗に盛り付けるのが最終工程ですが、麺の上に直接乗せるとソースの味がスープへ一気に干渉するため、ほうれん草のソテーなどを中間に敷いたほうがよいです。
調理が難しい場合は別皿盛りにする事で、味を見ながらスープに少しずつ加えたり、加えずに別々に頂くなど、好みに合わせた食べ方を自分でチョイス出来ます。
麺が終わった後は残ったスープにパンを添えたりライスでリゾット風にするのがお勧めされています。
どちらも試してみましたが、この味の濃さだとブルスケッタもガーリックライスも当然マッチします。
まずは麺とオイルを和え、次にスープを注ぎ、最後にトッピングを施す事で、段階的に味と風味が一つの形として作られてゆきますが、
全体的に味が濃いので、牛頬ソースとスープが融合した完成形まで進むと味がかなり濃厚になります。
麺はスープへ入れずに和え玉つけ麺スタイルにしたほうが、スープとの絡みを自分で調節できる分食べやすかったかもしれません。
所謂「牛頰肉のロッシーニ風」というフランス料理をラーメンに落とし込んだ形で、麺、スープ、具材の個々をみるとそれぞれ美味しいのですが、
全てをまとめたラーメン一杯として考えると、やや一体感を欠いてしまったような印象です。
使われている食材が食材な上、何より調理技術も多少求められる内容なので、料理や盛り付けが得意ではない方にはハードルがやや高いかもしれず、
4,320円+送料の一杯約5,500円という超ハイコスト商品である事も鑑みると、
冷凍ではなく実店舗で作りたてを頂くべきメニューだったのかなというのが率直な感想です。(本末転倒ですが)