2019年12月30日
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2019年12月30日
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2019年12月30日
すずき家は家系で修行経験のない壱六家の出身で、壱系と呼ばれる家系の模倣ラーメンです。
味は吉村家を源流とした本物の家系ラーメンとは別物で、豚頭骨を長時間強火で焚いた臭みのないCPSに長多屋製麺のプリプリ平打中太麺という典型的な壱系スタイルで、長多屋の壱系麺は家系の麺より加水率が高めなので硬めに茹でるとボソつく為、やや長めに茹でて軟めで頂くのが好みです。
付属トッピングはほうれん草と肩ロースチャーシュー1枚に海苔は5枚も付けてくれる嬉しいサービス。
壱系なので定番の刻み玉葱も加えて楽しみつつ、分包のカエシと鶏油は3/4だけ使って残りは刻みキャベツと刻みチャーシューに和えてキャベチャーに。
すずき家はデフォだと壱系の中でも壱六家に近い醤油強めのCPSなので、壱角家や町田商店のように白くてマイルドなCK系CPSが好みの方はカエシを全部使わずに少しずつ加えて調整するとよいと思います。
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2019年12月26日
味のリニューアル後はお店に行けていないので、この機会に宅麺を利用しました。
以前は嶋崎さんの相模原時代の2号のように鶏と水だけのスープでしたが、現在は豚と昆布も加わり各食材の旨味と醤油のまろみの相乗効果が楽しめる淡麗で芳醇な澄み渡るスープとなっています。
鶏油は佐野さんや嶋崎さんより少なめに使われており、鶏のクッキリふくよかな風味を豚のコクがガッチリと支え、昆布が旨味の相乗効果を引き起こし全体を高いレベルでバランス良く成り立たせています。
麺は支那そばやを彷彿とさせる滑らかでしなやかな喉越しと舌触り、そしてスープの塩味の対比効果で一層際立つハルユタカの優しい甘味。麺は硬く茹でるとこの麺とスープの一体感を引き出せなくなるので、茹で時間は2分くらいで弾力を確認しながら。
茹で湯が殆ど濁らない事に驚きましたが、実店舗では茹で湯に活性炭濾過水、丼には有田焼の特注品を使用しているので、このラーメン本来の味を家庭で完全再現するのは難しいと思います。
付属トッピングはチャーシューのバラロールと生ハムのような低温調理のロースが1枚ずつにメンマが3本。
低温調理食材が使われているので湯煎はせずに自然解凍が好ましいです。自分はスープの味を壊したくないのでトッピングせずに別皿で頂きました。
支那そばやや69の味が分かる方なら確実に刺さると思いますが、二郎インスパや麺カタ脂コッテリ乳化スープが中心な方には合わないかもしれません。
とりあえずこの味を湯河原で朝から整理券を貰わずとも頂ける事に感謝です。
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2019年12月26日
スープは口に入れた瞬間から煮干の苦味エグみが広がってきますが、出汁は煮干オンリーではなくモミジや豚背脂などの獣系も使われているので、ゼラチン質や脂質のコーティングで臭みは抑えられ、ビターかつコクのあるまろやかなセメントスープに仕立てられています。
麺は低加水中細ストレートで、硬めよりやや軟めに茹でたほうがスープの持ち上げが良くなるタイプ。
トッピングは黒ばら海苔と、大判で分厚い肩ロースチャーシューが1枚。刻み玉葱は付属にないので、1/4玉ほど刻んで2~3時間水に晒した後に水気をよく切ったものを予め用意しておくとよいです。
ニボニボは地元に伊吹、伊藤、よしかわ、はちどりと名店が多くあるので晴には1度しか行った事がありませんが、ここはセメント系の濃厚そばよりも淡麗系の中華そばのほうが煮干をクリアに味わえるので好きですね。
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2019年12月25日
本家は新宿店にちょくちょく行っているので宅麺はスルーしていましたが、住所をよく見ると京都のたかばし本店になっていたので思わず購入。
と思ったら店長欄に記載されていたのは新宿店の清水店長だったので、結局この商品が本店製なのか新宿店製なのかは分かりませんでした。
ただ本店のほうがやや甘めで濁りのない印象だったので、こちらの商品は多分新宿店製かなぁと。
いずれにせよ麺は近藤製麺の低加水中細ストレート、豚は中大貫、カエシは五光醤油使用という事で間違いはないです。
スープは豚肉から出た濃い旨味と生醤油の芳醇な香りがベースの豚骨清湯で、環七系、家系、二郎系、和歌山ラーメン等のようなコッテリ豚骨醤油とはまた違う、豚肉の旨味が凝縮した、コク深く、マイルドなオイル感の豚骨醤油というイメージです。
付属トッピングはバラロールと肩ロースの薄切チャーシューが2枚ずつのみなので、九条葱と緑豆もやしは各自で用意、その他余計なトッピングはスープが壊れるのであまりゴチャゴチャと加えないほうがいいと思います。自分はもやしも風味を壊すので実店舗でも無しにしています。
やっぱり好きですね、本家第一旭。ラーメンは何だかんだ言って結局最後は第一旭と春木屋の味に帰ってくる気がします。
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2019年12月25日
熟成された中濃度のまろやか豚骨は深みはあれど重さはなく、ラード少なめなので油分は軽く関東の豚骨醤油よりもあっさりとしています。
豚骨臭は食べ慣れていない人には強く感じるかもしれませんが、久留米ラーメンではかなり抑え目なほうで、ぼたんや御天といった東京にある長浜ラーメン店のほうが余程強いレベルなので、本場久留米の大砲や大龍のような香りを求めると物足りなさを感じると思います。
麺は久留米からやや博多に寄った角刃24番手の低加水ストレート細麺、トッピングはジューシーな豚バラチャーシューにキクラゲと紅生姜。紅生姜は汁を絞ってから入れないと味が崩れるので注意です。
替玉は付いていませんが、本来替玉は極細麺を使う長浜ラーメンの文化で、中細麺を使う伝統的な久留米ラーメンにはそのような風習は元々ないので、麺量が物足りなさそうな方は予め各自で用意しておいたほうがよいです。
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2019年12月18日
店主はこうじグループ系の麺屋青山出身で、濃厚な豚骨魚介スープは味のエッセンスとして継がれています。
なのでどろそばと言ってもベジポタやセメント系のようなドロドロではなく、天一や無極のようなボテボテでもなく、豚足やモミジ等のゼラチン質によりトロトロとしている程度ですが、豚背脂の脂肪分は少なめなのでネットリ感はあれどコッテリ感はない印象です。
麺はパツンと歯切れの良い全粒粉の低加水中細ストレート、トッピングは低温調理の豚バラスライスチャーシュー1枚と長くて軟らかい穂先メンマ2本。
スープは煮干の風味と魚醤による塩気が効いているものの嫌味な臭さはなく、こうじ系らしいマタオマ要素の強いタイプです。
どろそばという店名ほどのインパクトはなく、今の時代だと既に物珍しさもありませんが、とみ田や一燈が好きな方の口には合うと思います。
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2019年12月18日
ちばからや雷本店、神豚と同系統のトロトロ乳化豚骨スープに汁なし専用のカエシ&固形・液状背脂を合わせたタレと、麺はツルモチの滑らか平打太麺。
魚粉もほんのりと感じられるので、ラーメンやつけ麺とは味において差別化がなされていますが、魚粉は微々たる量なので苦手な人でも問題ないと思います。
タレの量はラーメンスープと違い殆どが脂なので、麺と野菜の湯切りをしっかりと行えば浸透圧の影響が抑えられてさほどの汁気にはなりません。
また黒胡椒が強く効いているので、生卵と粉チーズを用いたカルボナーラ風アレンジとは相性が良いと思います。
ブタはがんこの悪魔肉くらいのショッパーで、ひとかじりでビール1杯呑めます。
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2019年12月18日
まぜそばは他レビューで魚粉がデフォとあったのでスルーしていましたが、最近商品内容を再確認すると粉末調味料が別に記載されており、試しに買ってみたところやはり魚粉は分包になっていましたので、魚粉が不要だと思っていた方はリピしてもいいかもです。
味は油より醤油ダレで食べさせる二郎関内タイプですが、魚粉を入れると二郎環七一之江っぽくなります。
用心棒やジャンガレのようなジャンク性はなく、また二郎桜台の油そばみたいなトッピング前提のシンプルなスタイルとも異なりますが、個人的には独自色の強いジャンガレ系や荘グループ系よりはこちらのほうがザ・二郎インスパイアといった感じで好みです。
ちなみにお勧め調理例にモヤシ250gキャベツ150g生卵1ヶとあったので、記載通りの分量を加えてよく混ぜたら塩辛さは全くありませんでした。
J系でもG系でも塩辛い時はキャベツを多めに使うのが家で楽しむ時のコツですね。逆に直系慣れしている人はカラメを好むのでこの分量だと薄くなり過ぎると思います。
あと粉チーズも入れてカルボナーラ風にするのも定番ですが、その場合は野菜を入れ過ぎないほうがよいです。
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2019年12月01日
トロトロの呼び戻しスープに薄口醤油ブレンドの博多ラーメン式元ダレを合わせた濃厚豚骨。
当然家系の味はしませんが、かといって博多一幸舎泡系でもなく、久留米の大砲や国道系とも異なる、臭みを抑えてガラ濃度を詰めに詰めた関東風アレンジの久留米系って感じのイメージです。
麺は丸刃26番手の低加水ストレート細麺で、案内書にはバリカタ40秒とありますが、それでは茹で過ぎなので、解凍はせずに冷凍のまま沸騰状態の熱湯でコナなら15秒、ハリ・バリなら20秒強ほど湯がけば上手に仕上がります。
トッピングの肩ロースチャーシューは旨味が詰まった厚みある弾力タイプで、低温調理法のため湯煎はせずに自然解凍が好ましいです。
辛子高菜は一幸舎の様に胡麻油で炒めてあり、辛味と香ばしさに加え蜂蜜の甘味とコクもあるので、少量でも味変には充分、全部使うと味が壊れる寸前くらいまで変化します。
個人的には御天本店や梅島時代の田中商店くらいの豚骨臭は欲しいところですが、一風堂や一蘭、じゃんがら由丸あたりのFC系CKスープが好きなライト層にはこれでも臭く感じるかもしれません。
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2019年11月30日
麺は酒井のモチモチ弱ウェーブ平打太麺で、トッピングは肩ロースチャーシューが1枚と海苔3枚にほうれん草。
六角家系のスープは強い豚骨臭とたっぷりの鶏油に濃い目の醤油味が特徴ですが、移転前は顕著だった豚骨臭も今回は感じられず、カエシもライトで六角家系とはやや異なるクリーミーな乳化タイプ。
蔵前時代は青丼になみなみの量が注がれていましたが、宅麺では小さいチキンラーメン丼でも余裕で収まる極少量なので、スープたっぷり派には不満が残るかもしれません。
六角家系を感じられるのは酒井の麺くらいで、スープその他に関しては移転後の蔵前家の独自色が強いものとなっています。
ちなみに調味料は分包なので、通や自作派の間で人気らしいヌキヌキ(カエシ・鶏油抜き)という食べ方も可能です。懐かしの桃桜林のナシナシみたいですね。
あと生キャベツに刻んだチャーシューと胡麻油とカエシを絡めればキャベチャーも作れるので、醤油ダレと鶏油を他の料理にも活用したいという方には色々楽しめる商品になっていると思います。
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2019年11月30日
オーナーは資本系外食FC「日の出らーめん」の出身で、その前に勤務していた先代まつり家は1年程で辞めたそうなので、まつり家を引き継いだといっても建物と食器類だけで、吉村家直系の味は引き継がれておりません。
スープは以前のキリっとした醤油ダレに鶏油たっぷりの豚骨醤油から豚骨臭を消した円みのあるあっさりタイプへ、麺も酒井から日の出らーめんに卸している大橋多摩へ、チャーシューもモモスモークから肩ロースの煮豚へといった感じで、吉村家直系の味から家系風の亜流な味へと丸々変わっています。
貴重な吉村家直系の味が1つ途絶えてしまったのは残念ですが、味自体は旨味も詰まっており醤油感も強く、トッピングも海苔6枚にほうれん草とネギまで分包で付いてくるのでサービス満点。
麺も解れ易いように&収納しやすいように平たくコンパクトに冷凍パックするなど購買者への配慮も感じられ、880円でこの内容なら宅麺商品としてはトップ評価です。
ただ麺量が実店舗より大分少なく、40gも減らしているのは流石にやり過ぎじゃないかなと思いました。
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2019年11月20日
家系ラーメンはラーショ出の吉村家から始まった系譜ですが、こちらはラーショ出のとんぱた亭出身ですので、正しくは「家系」ではなく、ラーショから枝分かれした「傍系(分流)」の、家系に似たラーメンです。
麺は家系麺より加水率の高いプリプリ太麺で、今回届いたのは以前の平打ではなく正方形角の弱ちぢれ麺。実店舗で食べたのは2年くらい前だったので、その間に変わったのかな?
スープは一口で分かる魚の香り。鶏油の主張や豚骨の臭みはなく醤油感もマイルドで、やや薄味のまろやかな乳化タイプ。
チャーシューはホロリと軟らかい肩ロースが1枚と良質な板海苔が5枚。
カエシには魚が効いていますし、ほうれん草と海苔を乗せなければ家系というジャンルには入らないようなアレンジ性を感じますが、何系だろうと美味しい事に変わりはないです(笑)
あとトッピングにほうれん草が無いのは構わないのですが、キクラゲは付けてくれるとせんだいっぽさがより感じられていいのになと思いました。
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2019年11月20日
スープは骨粉の沈む重厚な豚骨に醤油を角なくクリアに効かせた、いかにも六角家系といったスッキリ且つまろやかな味わい。
塩気は一般的なラーメンと比べたら濃いですが、家系基準だと普通レベルです。
麺は大橋製麺多摩の平打太麺。家系にしては太めというレビューもたまに見ますが、多分壱系や商店系などの亜流店と家系を混同されているのかなと思います。
多少のばらつきはありますが、壱系が使っている長多屋や商店系の四之宮などの亜流麺は家系が使っている酒井や大橋や丸山の家系麺より細いので、家系にしては太めなのではなく、これが家系の太さで、亜流店が細く、塩気も薄いだけなのです。
チャーシューも肉々しい弾力あるノンスモークな肩ロースで、こちらも六角家スタイルを踏襲しています。
六角家のエッセンスは守りつつ一本氣のように臭みを抑えた感じの、洗練された家系ラーメン、という印象です。
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2019年11月20日
すずき家の出身である壱六家は家系直系で修行経験の無い模倣店で、「壱系」と呼ばれる家系インスパイアです。
味も直系とは別物でクリーミーなポタージュ風スープ(CPS)が特徴ですが、今は町田商店や壱角家、日の出らーめん等の資本系が全国にFC展開しており、この似非家系のCPSこそが家系の味と誤認されている方も多いようです。
因みに宅麺商品内では、同じ壱系の大津家が神豚という二郎インスパを出していたり、ちばからが二郎系×家系(×天一)のハイブリッドと呼ばれていたりしますが、これらがド乳化スープなのに対し、すずき家の二郎インスパは醤油ダレが強い黒みがかった微乳化豚骨スープで、多めの液体油は鶏油ではなく豚背脂。
麺はツルツルの舌触りや細さは壱系っぽいものの味・食感は二郎チックなオーション使用の低加水麺で、短くない普通の長さ。
ブタは臭みがあるものの軟らかく煮られた厚さ3mm程度の腕肉が1枚、付属の味付背脂はやや硬めで細かく刻まれており富士丸系とはまた違ったタイプ。
壱系CPSとも異なり、麺の形状以外は全体的に二郎インスパですが、この麺とスープの取り合わせは遊び心が感じられて個人的には楽しめました。
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2019年11月10日
たいざんは8年前位に海老名SA上で紅富士大麺豚W、二郎町田店は10年以上前にMOを頂いて以来です。
んで町田の特徴だった力強いゲンコツ&鶏ガラの甘旨非乳化スープは味こそ変われどベースは引き継がれている感じ。ブタの切り方なんてそのまんまです。
そして昔食べた紅富士は蓮爾や二郎環七新代田店を微妙に細くしたような平打極太麺で軟めの食感でしたが、こちらの麺はその1.5倍くらいの厚みがあり、食感はまんま蓮爾でした。
そんな超極太麺の茹で方に苦戦している人が多いようですが、そもそもこの麺は蓮爾の様に若干芯の残った状態が実店舗でもデフォと麺仲間が言っていましたので、逆にグッチグチなアルデンテの噛み応えを楽しむものと割り切ったほうがよいかもしれません。
一応、麺は冷凍のまま、お湯は4リットルくらいの沸騰状態キープで20分弱ほど茹でれば中までしっかり火を通す事は可能ですが、その代わり麺の表面がドロドロに溶けて全体的なコンディションは最悪になるので、硬いからといって長時間茹でるのはあまりお勧め出来ません。
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2019年11月10日
辛辣なレビューが多いので、じおん実店舗未経験ながら怖いもの見たさで買ってみました(笑)
んで中身としては、ブタは5mm厚の軟らかいバラスライスが2枚、味付背脂、麺はコシが強くツルゴワの低加水平打縮れ太麺、スープは骨粉が丼底に沈むゲンコツベースと濃い目のカエシに大量の液体背脂を浮かべたコッテリ微乳化豚骨。
案内書きには非乳化とありますが、そこそこトロついており、味は二郎歌舞伎町店に似た感じです。
ただ宅麺ユーザー内で人気が高いのはちばからタイプのド乳化ハイブリッド系やパンチの効いた富士丸インスパなどの流行りの味だったりするので、こういった非乳化王道タイプの二郎インスパは逆に初心者ウケしないのかもしれません。
それとも(酷評レビューと同じものを食べていないので何とも言えませんが)その後スープの仕込みを変えたのかもしれませんね、自分が頂いたものはコク深くて充分美味しかったですよ。
ただ980円はちょっと割高に感じるかも。
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2019年11月01日
有名な武蔵家はたかさご家系の中野武蔵家のほうですが、こちらは中野とは無関係で、かっぱ寿司に監修しているほうの六角家系武蔵家。
中野系も六角家系もかなり食べ歩きましたが、吉祥寺は一度も食べた事がなかったのでこの機会に注文。
麺は家系の基本スタイルである短い太麺。中野と違って酒井製麺ではなく三河屋製麺だったかな?
味濃め油多めまでは商品名通りですが、家系は麺軟めが好きなので茹で時間は長めに調整。
スープも中野系のようなドロドロタイプではなく、豚骨臭と醤油感の強い六角家系らしいクラシックスタイルで、保土ヶ谷のオノミチを思い出しました。
ただ中野も20年くらい前の今ほど粘度が強くなかった頃のスープが好きでしたし、クラシック系も一時期ハマりましたので、吉祥寺の味も好みからは外れていなかったです。
海苔は見たら分かる安いヤツですが、10枚もあるので丼全体を覆うように被せればいかにも六角家系なビジュアルを楽しむ事が出来ます。
でも個人的には安い海苔よりもキャベチャー用の肉とタレを付けてくれたほうが嬉しいですね。
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2019年10月30日
麺は弱ウェーブの力強い中細タイプ。
スープは豚鶏節煮干を組み合わせたマタオマ系で、モミジのコラーゲンがトロっと溶け出していて口当たりはややネットリ。
トッピングはコリコリ食感の拍子木メンマが3本と、厚めの肩ロースチャーシューが1枚。
売れ線タイプですが、関東、特に東京だと似たような味のお店は結構ありますので、自宅や職場の近くになければ・・・といった感じです。
地元にあったら月一で通うと思います。
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2019年08月24日
麺でるは10年以上前に行ったきりでしたが、当時は見た目は二郎に似ているが味は別物といった感じで、しかも10本の中細麺が横につながった10連麺という奇抜な麺の日に当たったので何が何だかよく分からないという印象でした。
数年前には息子さんに代替わりしたらしく、今回宅麺に出ていたので久々に食べてみましたが、10数年前とは大分様変わりしていました。
麺は角ばった極太麺で、粉が詰まっており加水率もそこまで低くないので、カタメにせずしっかり茹でたほうが活きるタイプ。
豚はやや薄切りの腕肉が5枚で、軟らかいもののホロホロとした食感。
スープは醤油の効いた非乳化で、背脂は固形ではなく液状でスープ上に厚い層になっています。
スープの味自体は二郎インスパイアというより富士丸インスパイアに近く、背脂粒の乗っていない荘グループといったイメージ。
麺は好みが分かれるかもしれませんが、スープだけなら夢語もみじ屋どでんタローが好きな方なら気に入るんじゃないかなと思います。
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2019年07月21日
まろやかな乳化スープでマイルドな豚骨醤油スタイル。
トッピングはコリコリのメンマと厚めの軟らか肩ロースチャーシューが3枚。別袋の背脂ニンニクを加えるとラーショっぽい味に変化します。
徳島ラーメンは王王軒本店、いのたに鳴門店、春陽軒、巽屋、東京ではうだつ食堂、ほんまやで食べた事がありますが、こちらも同じ茶系なもののシャープな甘辛醤油味ではなく、豚バラ煮もついていないのでライスのお供としては微妙。
美味しいですが、個性的なご当地感はないので、取り寄せるほどでもないかな、と思ってしまいました。
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2019年07月20日
まず料理の基本として、冷凍生麺の冷蔵解凍・常温解凍は極太麺・極細麺に限らず絶対NG。
解凍の過程で麺が水分を吸収し、本来の食感・風味・鮮度の全てが台無しになるので、必ず冷凍状態のまま最低2リットル以上の沸騰した熱湯で湯がきます。
手鍋などの1リットル程度だと温度が著しく下がるのでこれもNG。
麺を入れ、ひと呼吸置いてから手早くほぐしてすぐに上げれば店と同じバリカタに仕上がります。
麺入れから麺上げまでは約10~15秒程度です。
解凍しない、最低2リットル以上の沸騰した熱湯、麺はほぐすだけ、この3つを守れば必ずバリカタに仕上がりますのでお試し下さい。
(宅麺の公式動画にも同じようなHow toがあります)
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2019年07月20日
スープは骨粉のざらつきも残る超濃厚純正豚骨。
久留米の大砲ラーメンに似ていますが、臭みはあるものの極力抑えられており、ラードも使われていないようでクドさもさほど感じませんでした。
付属のトッピングは厚めで軟らかいチャーシューが1枚とキクラゲ、紅生姜、辛子高菜。
替え玉付きですが、スープのカエシが2玉目だと薄くなるので、紅生姜と辛子高菜は苦手じゃなければ替え玉と一緒に使うとよいです。
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2019年07月08日
トッピングはトロトロに軟らかく煮られた角材メンマと角切バラチャーシュー。
つけ汁はドロドロ豚骨魚介に甘味酸味を足した六厘舎タイプ。
実店舗だと辛さは「控えめ」「普通」「激辛」の3レベルから選べるけど、宅麺のものは別パックの特製ラー油と辛魚粉を全部入れた状態で「普通」レベル。
麺は四角い中太ストレートでお店の並盛より少なめの量ですが、お店で頂く時はいつも無料の中盛と太麺変更でお願いしているので、このあたりが反映されたバージョンも出してくれると地方の方には喜ばれるんじゃないかなと思いました。
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2019年07月08日
ザックリとした平打中細麺と六厘舎に似た濃厚豚骨魚介スープ。
そこに別パックの特製ラー油と辛魚粉を加えれば辛辛魚らーめん、何も加えなければ中華そばと2種類の味を楽しめるようになっています。
トッピングの大判バラチャーシューと角材メンマも店舗と同じもので、どちらも元々歯応えのないトロトロタイプです。
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麺は実店舗だと胚芽麺、もちもち麺、国産小麦麺の3種類から選べますが、宅麺は胚芽麺がチョイスされており、流行りのゴツゴツした骨太タイプと異なるツルモチ食感が楽しめます。
トッピングはメンマ2本と軟らかいバラスライスチャーシューが2枚。
つけ汁はドロドロのベジポタで、辛さは中本の味噌タンメン単麻半がけくらいのヒリヒリ痛む強めの刺激。
出汁はこうじグループや六厘舎のような魚粉節系が強いタイプと異なる豚・鶏・魚介のバランス型で、つけ麺によくある砂糖みりん酢などの調味料による人工的な甘味酸味はなく、豚背脂と野菜類の自然で優しいほのかな甘味旨味が感じられるもの。あっさりし過ぎず適度な油分で、極太麺との釣り合いが取れています。
えん寺は井の頭公園の花見以来でしたが、やっぱり安定の美味しさですね。ただ自分はもち麺が好きなので、もち麺バージョンも出してくれると有難いです。まぁ店に行けって話なんですけど。