2025年03月08日
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全18件のレビュー中 1-18件目
2025年03月08日
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2025年02月03日
しっかりとキレとコクのある醤油ダレに、じんわり爽やかな生姜が効いたおいしい生姜醤油のスープに、ホロホロの角煮っぽいチャーシューが入っており、パンチ、旨み、ボリューム感は十分。
そんな完璧に整えられた舞台に躍り出るのが、この特徴的な極太平打ち麺です。
ぱっと見、五本くらいしか入っていないこの麺に、まず調理前から度肝を抜かれますが、茹でてほぐれてくると、ふっくらと膨らみ、長さもそこそこあって、少ないとは感じません。麺あげの指定分数が近づくにつれ、ツヤツヤぷりぷりして、妖しげな魅力が増していきます。
そして茹で上がった純白の麺を、真っ黒なスープに投入すると、黒の中からチラチラと見える麺がだんだん茶色く染まり、食欲をそそります。
この麺の食感が、本当にえも言われぬというか、まずは幅広の極太なので、一口含んだだけで、口の中いっぱいに麺が張り付いてきます。それは表面とろっと滑らかで、噛むともっちり、ぷりっとして、他のラーメンでは絶対に味わえない、もはやエロさまで感じるような官能的な食感なのです。
もちろん、その食感の後に押し寄せる、強い生姜醤油をかき分けて主張する小麦の味わいも素晴らしく、店主のこだわりを十分に感じさせられるおいしさです。
宅麺で日陰のラーメンも食べましたが、日陰は優しくてふわふわなのに対し、こちらは力強く妖艶、どちらも劣らぬ魅力のある逸品でした。
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2025年01月15日
やはり極太の麺が特徴ではありますが、中心が生煮えっぽくなるボキボキ麺と違って、全体的に硬さが残る雰囲気で、噛むとバッツンとした、凄まじい歯切れと歯応えが楽しめます。
それでいて噛み締めるとしっかりと美味しく、気がつくと、あれだけあった大量の麺がお腹に収まっているという、不思議と軽快ささえ感じる麺でした。
スープは微乳化ですが、麺のインパクトのせいか、なぜかあっさり目に感じました。レンゲを用意して口内で調整しながら食べると、バランスよく味わいながら食べられると思います。一味の辛味を加えても、塩味を感じやすくなって、良い味変になると思います。
豚はロールではなくブロックでそのまま調理したタイプで、食感は残しつつもやわらかい、食べ応えのある美味しいものでした。
極太麺好きはもちろん、極太麺にチャレンジしたい人にもオススメだと思います。
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2024年12月11日
スープは一口目は「ん?」と思うぐらい薄味で、塩分もあまり感じない、かなりさっぱりとしたものに思えますが、本領を発揮するのは後半です。まずは、硬めに仕上がる香り豊かな麺を前菜気分で数口楽しみます。
次に、辛すじですが、小食でなければ、必ずしっかり茶碗一杯の米に乗せることをお勧めします。甘辛く、こってりトロッと仕上がった牛すじは、白米にまとわりついてもはや官能的なレベル。じんわり汗ばむくらいの辛さで、こんなに味が濃いものを食べてしまうと、ラーメンの味が感じられなくなるのでは?と一瞬心配に…
しかしそれは完全に杞憂!辛すじの刺激を洗い流すようにラーメンを啜れば、濃い味が過ぎ去った後の芳醇な香りに気付きます。
あれ?こんなに複雑な味だったか?と思いながら夢中で啜っていると、また刺激が欲しくなり、辛すじを食べ、またラーメンを啜り、とループが止まらなくなります。
スープの温度が下がると、より香りや味が分かりやすくなり、気がつけば完飲していることでしょう。
この後半のスープの感じもぜひ味わってほしいので、辛すじはラーメンに溶かしてしまうのは個人的には勿体無いと感じました。
感動するレベルで美味しかったので、出来ることなら定期的に購入できるようになることを祈ります。
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2024年12月04日
タイトルにも書いた通り、特徴的な幅広極太麺は、もはや他のラーメンやうどんなどではなく、餅や生麩が比較対象となるような、もっちりぷるぷる、ふわふわの食べたことがない食感で衝撃的。
さらに、雑味を感じさせず、複雑な旨みと優しい塩味で包み込んでくれるような、美味しいスープがその麺にまとわりついて、まるで風邪の日に食べたいお粥のような優しさがあります。
しかし、スープに沈んだ豚バラチャーシューを噛み締めると、ずっしりと重たい脂と旨みが口いっぱいに広がり、今自分が食べているのはラーメンなのだと思い出させてくれます。このチャーシューによって、ボリューム感と満足感はしっかりと確保できており、攻めた上でも完成度の高い逸品だと思いました。
とにかく、新たなラーメンの認識を拡げてくれる、一度は食べて頂きたい一杯です。
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2024年08月19日
とにかく豚のスープがまず印象的。
豚骨のものとはまた違う、むせかえるような豚臭が、カエシの醤油感を凌駕してくる。トロッと乳化して、豚の出汁と脂が渾然一体となっている。
麺はゆるいウェーブの極太平打ちで、10分茹で指定でデロめに仕上がる。しかし、プルモチな食感をしつつもしっかりと食べ応えがあり小麦の香りもして美味しい。水分を吸っているからか、ほかの硬めに茹でる二郎系の麺よりボリューム感がある。
豚は大判で、しっとりむっちりしつつもホロホロという、かなり丁寧に仕上げられた印象を受けるもので、スープの強い豚感にまけない仕上がり。
別パックの背脂は、豚カスのようなものが含まれており、味付きではないので、最後に上からかけて食べるもの。これも良い豚の脂なんだろうなと感じる。
デロ麺と乳化スープでまったりと食べる感じになるが、しょっぱさより豚出汁先行なので、なぜか味が上品に感じてしまう。豚星とかキリッと系が好きな人はあまり好みではないかもしれないが、レンゲを用意して、スープを啜りながら食べると、この一杯の持つ本来のパンチ力をより感じられるのでオススメです。
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2024年07月12日
麺は他のレビューにもある通りボキボキの極太麺ですが、時間通り茹でれば、生煮えは言い過ぎかなという印象です。
15分茹でようと思いましたが、ちょっと表面がドロっとしてきたように見えたので、12分ぐらいで湯切りしました。
たしかに、芯までプルプルになることは無さそうですが、これはこの状態を楽しむものだと思います。
一本一本噛み締めて、しっかり味わう感じになり、逆に上品な気さえしてくる、新感覚の体験でした。
豚は特大ではないものの、トロッと柔らかく味も染みた塊肉でおいしいです。
ホロホロなので、あえてほぐして豚カスっぽくしてヤサイと食べるのもオススメかも。
スープは乳化していて、結構甘く感じました。
とろみはあるものの、脂っこすぎず、麺がそれほどスープを持ちあげない(そもそも複数本掴んだりすすったりできない)ので、多めのヤサイや、カツオ節なんかにスープを吸わせ、極太麺にまとわりつかせながら食べると、めちゃくちゃ良い感じでした!
確かにこれはハードコア、普通の二郎系とは全然違う感覚になれる一杯です。
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2024年06月17日
宅麺では二郎系にカテゴライズされてますが、あの豚骨醤油の感じのスープではありません。
豚醤油って感じのベースに、ニラやニンニク、タマネギなどのスタミナ系野菜の旨みが溶け込んでいて、じんわりピリ辛、って感じです。
豚も他の二郎系のような大判ホロホロがどーんと入っているのではなく、歯応えしっかりの拍子木切りの豚がゴロゴロ入ってます。(繋げると他の二郎系豚2枚分はありそう)
ただし、麺は二郎系のワシワシ平打ち太麺で、量も二郎系レベルでガッツリいきたい人には十分なボリュームなので、まあ二郎系に入れとくのが無難か…
最初に書いたようにスープがコッテリ豚骨醤油ではないので、それが逆にご飯にあいます。
オススメはすき焼き食い用の生卵で麺を食べたあと、スープと生卵が良い感じに混ざった生卵の器に白米をぶち込んで、残った具材を乗せてかき込む!
コレをやってしまうと、麺300gの二郎系を食った以上の満足感を得られます。
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2024年06月01日
同梱されている作り方の紙に、店主さんからのコメントで「米に合うように濃いめの味にしている」と明記されているので、カラメコールをしたぐらいの味になっていると思われます。
アブラは味付きとはいえそこまでしょっぱく無かったので、ヤサイ多めにして上からかけちゃうのがオススメです。
スープは微乳化ですが、食べ進めているうちにトロッとしてきて、豚の旨みも存分に感じられました。
全部マシコール想定でトッピングを整えるとバランスの取れる味を狙っていると思われ、豚も大きく、値段を抑えつつ購入者を満足させようというお店の意思が感じられ、好感の持てる一杯でした。
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2024年05月20日
とにかくスゴイ…!
麺量、豚のデカさ、液体脂の量、そしてもちろんおいしさ、すべて大満足、むしろ満足を超えて自分との戦いが始まるようなラーメンで、店舗に行くのは難しいけど興味がある人は、プレミアム会員になっても一度は食べる価値はあると思います。
ただ、他の宅麺の二郎インスパイアとは一線を画すものだけに、同じ感覚で挑んでしまった初見時のわたしは少し失敗してしまった部分があったので、老婆心ながら、初めて宅麺富士丸に挑む方向けにアドバイス的なものを書き残したいと思います。
・豚がデカすぎて、指定の時間湯煎しても中心まで熱くなったことがない
→寸胴レベルのたっぷりのお湯で温めるといけるかもしれませんが、難しいと思うので、食べる時に豚を箸で割って、少しスープで温めとくといいと思います
・非乳化スープではあるが、パウチを開ける前にスープを振って混ぜておく
→液体油がかなり多いので、非乳化とは言え、少し混ぜておいた方が、食べやすくなります。少し振ったくらいで乳化してしまうような油量ではないので安心してください
・カラメは慎重に!
→別袋のカラメたれは結構しょっぱいので、様子を見て入れないと、後半の戦いで満腹感プラス塩分との戦いになり、分が悪くなります(笑)、上の項目の通り、スープを少し撹拌しておけば、液体油の層にも味が出て、ヤサイなどもカラメをかけ過ぎずに美味しく食べられると思います
・アブラタマゴは絶対にやれ!
→別添えの豚カス脂にゆで卵をぶち込んで喰らう、これはマストでやりましょう。もう戻れなくなります
・胃腸を整えてから挑め!
→たとえ宅麺とは言え、撃沈するのはプライドが許さない、そんなファイターにあえてエールを贈りたい
すでに3食程度食べていますが、食べる度に「もうこんなもん食わん!」となった一週間後に注文完了のメールが何故か届くんです。
不思議ですね。
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2024年05月20日
肉がマジでとんでもなくうまいです。
高級惣菜かと思いました。
オススメの通り、米に乗せて食べるのはマストです。
ラーメンの方は、肉のインパクトで記憶が吹っ飛んで曖昧なのですが(笑)、悪い印象は残ってないので、水準以上の美味しいインスパイア系だと思います。
ご安心を!
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2024年05月20日
まずスープがドロドロど乳化で少なめです。
ヤサイの水分で薄める前提という感じですが、濃い目で食べたければ無理にヤサイを入れなくても良いんじゃないでしょうか。
豚感とうまみと塩分が濃縮された濃ぃ〜いスープですが、さすが富田さんと言った感じの、多数の人が美味しいと感じられるような味に仕上がっていると思います。
大きな豚と小麦感じる太い平打ち麺という二郎感もしっかり押さえられており、失敗しない一品ではないでしょうか。
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2024年05月20日
醤油のキレが、とか、醤油がキリリと、という表現を聞いた時に思い浮かべる味というか、まずはしょっぱ!と感じ、麺を噛んでいるうちに小麦の甘味や脂のまろやかさが口内で混じり合い、うまさが完成する、という印象でした。
豚も大きくて柔らかいので、ヤサイマシめで食べてもガツンとくるパワーがあります。
汗かいた暑い日とかに食べたら最高かも。
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2024年05月20日
麺が本当に美味しいです。
豚は柔らかく、スープも優等生なインスパイアって感じですが、麺がなんというか、味やコシや縮れが、他のお店に比べて一歩リードしているように感じます。
ラーメンの主役といったら麺でしょ!麺食べる食べ物でしょ!というタイプの人には特にオススメだと思います。
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2024年05月20日
非常に安定感のある、職人気質を感じるような非乳化インスパイアです。
醤油感はありながらも甘みもあり、まろやかですが豚の味もちゃんとある完成度の高いスープと、それを持ち上げる美味しい縮れた平打ち麺、安定感のある柔らかい豚に加え、別添えの脂でジャンク感も申し分ないという、完璧な布陣です。
食べたい時に在庫がない時があるのがネックですが、比較的頻繁に入荷してくれるので、買える時にとりあえず買っておくのはアリかなと思います。
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2024年05月20日
他の方のレビューにもありますが、確かに他の二郎系に比べてケモノっぽいニオイは強いですが、食べ始めれば気にならないと思います。
おそらく、お店などでは店外から少しずつ香りはじめ、店の中、席、着丼と、グラデーションになっているのに対し、宅麺だと、ゼロの状態からパウチを開けた瞬間にマックスになるのでショックが大きくなるのではと推察します。
ニオイの分、個性としてのワイルドさがより豚感を感じさせるおいしいスープで、塩味や脂っこさではない部分で勝負しているように感じました。
豚も満足のボリュームで、ニオイに抵抗感がないならチャレンジしてみてもいいと思います。
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2024年05月20日
乳化系スープが嫌い、とかのこだわりが無いなら、とにかく食べて損はないおいしさです。
豚の旨み、脂のボリューム感が渾然一体となりクリーミー、なのに甘すぎずちゃんとジャンキーな満足感もある、激ウマど乳化スープと、こだわりの平打ち太麺がとんでもない幸福感をもたらしてくれます。
ヤサイもマシめ(200〜300グラム分くらい)いれても薄くならないです。
いつかお店にも行ってみたいなぁ…
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2024年05月20日
とにかくバランスが良い味です。
豚感を感じられつつもしょっぱすぎない非乳化スープで、豚も大きく、別パウチで背脂もついて、二郎系としてイメージするものが全て揃っています。
豚のクオリティはブレがありますが、この商品の最大の魅力は在庫の安定感です。
二郎系を食べてみたくなった時に、とりあえず買ってみれば、一定水準以上の体験ができます。
ここから、豚の安定感も欲しければもみじ屋、非乳化が気になるならちばから、しょっぱさが足りないなら豚星、ワイルドさが欲しければ桐龍、全てが物足りないなら富士丸、と、宅麺二郎インスパイアの世界が広がっていくと思います。(自分はそうなりました)
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スープのパウチを開けた瞬間、むせかえるような牡蠣の香りが広がり、否が応でも期待が膨らみます。
トッピングは充実しており、非常に贅沢感があります。粒山椒の小袋がありますが、存在を忘れがちになるので、別皿に出しておくか、面倒なら最初からかけちゃってもいいと思います。チャーシューも薄切りなので、高い温度で湯煎しすぎると火が通り過ぎてしまうので注意したいところ。
麺は細いプリパツ麺で、旨みの強いスープをよく持ち上げてくれます。
牡蠣のアヒージョはスープにさらなる牡蠣感とボリューム感、そしてニンニクのパンチを加えてくれ、バラ海苔が上品にまとめてくれます。
他の貝出汁系ラーメンにくらべ、かなりパワフルで暴力的でさえありながら、滋味深い旨みがしっかりと底を支えている、非常に完成度の高い一杯です。
一点、アヒージョのニンニク感は思ったより強いらしく、完飲してしまうと次の日に響きますのでご注意を…