めがです
30代/男性
二郎に憧れてるけど遠方で行けないので宅麺で二郎系を中心に利用してます
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レビュー数 18
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役に立った数 3
30代/男性
二郎に憧れてるけど遠方で行けないので宅麺で二郎系を中心に利用してます
2025年03月08日
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2025年02月03日
しっかりとキレとコクのある醤油ダレに、じんわり爽やかな生姜が効いたおいしい生姜醤油のスープに、ホロホロの角煮っぽいチャーシューが入っており、パンチ、旨み、ボリューム感は十分。
そんな完璧に整えられた舞台に躍り出るのが、この特徴的な極太平打ち麺です。
ぱっと見、五本くらいしか入っていないこの麺に、まず調理前から度肝を抜かれますが、茹でてほぐれてくると、ふっくらと膨らみ、長さもそこそこあって、少ないとは感じません。麺あげの指定分数が近づくにつれ、ツヤツヤぷりぷりして、妖しげな魅力が増していきます。
そして茹で上がった純白の麺を、真っ黒なスープに投入すると、黒の中からチラチラと見える麺がだんだん茶色く染まり、食欲をそそります。
この麺の食感が、本当にえも言われぬというか、まずは幅広の極太なので、一口含んだだけで、口の中いっぱいに麺が張り付いてきます。それは表面とろっと滑らかで、噛むともっちり、ぷりっとして、他のラーメンでは絶対に味わえない、もはやエロさまで感じるような官能的な食感なのです。
もちろん、その食感の後に押し寄せる、強い生姜醤油をかき分けて主張する小麦の味わいも素晴らしく、店主のこだわりを十分に感じさせられるおいしさです。
宅麺で日陰のラーメンも食べましたが、日陰は優しくてふわふわなのに対し、こちらは力強く妖艶、どちらも劣らぬ魅力のある逸品でした。
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2025年01月15日
やはり極太の麺が特徴ではありますが、中心が生煮えっぽくなるボキボキ麺と違って、全体的に硬さが残る雰囲気で、噛むとバッツンとした、凄まじい歯切れと歯応えが楽しめます。
それでいて噛み締めるとしっかりと美味しく、気がつくと、あれだけあった大量の麺がお腹に収まっているという、不思議と軽快ささえ感じる麺でした。
スープは微乳化ですが、麺のインパクトのせいか、なぜかあっさり目に感じました。レンゲを用意して口内で調整しながら食べると、バランスよく味わいながら食べられると思います。一味の辛味を加えても、塩味を感じやすくなって、良い味変になると思います。
豚はロールではなくブロックでそのまま調理したタイプで、食感は残しつつもやわらかい、食べ応えのある美味しいものでした。
極太麺好きはもちろん、極太麺にチャレンジしたい人にもオススメだと思います。
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2024年12月11日
スープは一口目は「ん?」と思うぐらい薄味で、塩分もあまり感じない、かなりさっぱりとしたものに思えますが、本領を発揮するのは後半です。まずは、硬めに仕上がる香り豊かな麺を前菜気分で数口楽しみます。
次に、辛すじですが、小食でなければ、必ずしっかり茶碗一杯の米に乗せることをお勧めします。甘辛く、こってりトロッと仕上がった牛すじは、白米にまとわりついてもはや官能的なレベル。じんわり汗ばむくらいの辛さで、こんなに味が濃いものを食べてしまうと、ラーメンの味が感じられなくなるのでは?と一瞬心配に…
しかしそれは完全に杞憂!辛すじの刺激を洗い流すようにラーメンを啜れば、濃い味が過ぎ去った後の芳醇な香りに気付きます。
あれ?こんなに複雑な味だったか?と思いながら夢中で啜っていると、また刺激が欲しくなり、辛すじを食べ、またラーメンを啜り、とループが止まらなくなります。
スープの温度が下がると、より香りや味が分かりやすくなり、気がつけば完飲していることでしょう。
この後半のスープの感じもぜひ味わってほしいので、辛すじはラーメンに溶かしてしまうのは個人的には勿体無いと感じました。
感動するレベルで美味しかったので、出来ることなら定期的に購入できるようになることを祈ります。
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2024年12月04日
タイトルにも書いた通り、特徴的な幅広極太麺は、もはや他のラーメンやうどんなどではなく、餅や生麩が比較対象となるような、もっちりぷるぷる、ふわふわの食べたことがない食感で衝撃的。
さらに、雑味を感じさせず、複雑な旨みと優しい塩味で包み込んでくれるような、美味しいスープがその麺にまとわりついて、まるで風邪の日に食べたいお粥のような優しさがあります。
しかし、スープに沈んだ豚バラチャーシューを噛み締めると、ずっしりと重たい脂と旨みが口いっぱいに広がり、今自分が食べているのはラーメンなのだと思い出させてくれます。このチャーシューによって、ボリューム感と満足感はしっかりと確保できており、攻めた上でも完成度の高い逸品だと思いました。
とにかく、新たなラーメンの認識を拡げてくれる、一度は食べて頂きたい一杯です。
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2024年08月19日
とにかく豚のスープがまず印象的。
豚骨のものとはまた違う、むせかえるような豚臭が、カエシの醤油感を凌駕してくる。トロッと乳化して、豚の出汁と脂が渾然一体となっている。
麺はゆるいウェーブの極太平打ちで、10分茹で指定でデロめに仕上がる。しかし、プルモチな食感をしつつもしっかりと食べ応えがあり小麦の香りもして美味しい。水分を吸っているからか、ほかの硬めに茹でる二郎系の麺よりボリューム感がある。
豚は大判で、しっとりむっちりしつつもホロホロという、かなり丁寧に仕上げられた印象を受けるもので、スープの強い豚感にまけない仕上がり。
別パックの背脂は、豚カスのようなものが含まれており、味付きではないので、最後に上からかけて食べるもの。これも良い豚の脂なんだろうなと感じる。
デロ麺と乳化スープでまったりと食べる感じになるが、しょっぱさより豚出汁先行なので、なぜか味が上品に感じてしまう。豚星とかキリッと系が好きな人はあまり好みではないかもしれないが、レンゲを用意して、スープを啜りながら食べると、この一杯の持つ本来のパンチ力をより感じられるのでオススメです。
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スープのパウチを開けた瞬間、むせかえるような牡蠣の香りが広がり、否が応でも期待が膨らみます。
トッピングは充実しており、非常に贅沢感があります。粒山椒の小袋がありますが、存在を忘れがちになるので、別皿に出しておくか、面倒なら最初からかけちゃってもいいと思います。チャーシューも薄切りなので、高い温度で湯煎しすぎると火が通り過ぎてしまうので注意したいところ。
麺は細いプリパツ麺で、旨みの強いスープをよく持ち上げてくれます。
牡蠣のアヒージョはスープにさらなる牡蠣感とボリューム感、そしてニンニクのパンチを加えてくれ、バラ海苔が上品にまとめてくれます。
他の貝出汁系ラーメンにくらべ、かなりパワフルで暴力的でさえありながら、滋味深い旨みがしっかりと底を支えている、非常に完成度の高い一杯です。
一点、アヒージョのニンニク感は思ったより強いらしく、完飲してしまうと次の日に響きますのでご注意を…