「元料理人で現コンサルなラヲタ」全ての宅麺レビュー

全585件のレビュー中 226-250件目


2022年06月26日

スープはほんのり濁った淡麗鶏清湯ベースで、鶏油が多めに浮いていますがオイリー過ぎずあっさり過ぎず、魚介感もあるものの主張は控え目で、旨味とキレがバランス良くまとまっています。
麺は全粒粉入り角刃中細タイプ。スープのキリッとした塩味との対比効果もあり、麺自体の甘味が噛む度に舌の上に広がります。
トッピングはInスープで、表面をこんがり焼いたムチムチ食感の甘口バラチャーシュースライスが2枚。
未訪のお店なので、近々実店舗で本物の味も頂いてみたいと思います。

1

2022年06月26日

スープは淡海地鶏の厚みある圧倒的な旨味をベースに、本枯節や鮪節の香りが鼻孔をくすぐる醤油清湯。カエシは醤油の熟成感が伝わる、まろみのある優しい味わい。
麺は角刃中細ストレート。加水率やや高めな熟成麺の特徴である透明感とコシの強さ、プリプリの弾力、ツルツルの喉越しが味わえます。
付属トッピングはInスープで、肩ロースを吊るし焼きした香ばしい焼豚が1枚と、旨味が深くかつ穏やかな味わいのコリコリメンマ。
巌哲はつい限定に手が伸びてしまいますが、醤油も間違いありません。個人的にはモロ好み。大好きです。

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2022年06月15日

濃厚な旨味と甘味、深いコクのまろやかド乳化豚骨醤油スープに、食欲を刺激する特製ラー油の爽やかな辛味。ヤサイやニンニクとの相性は言わずもがなですが、板海苔やほうれん草、刻み玉葱などの家系風トッピングもかなりお勧めです。
麺はゴワムチの平打ち縮れ極太麺、ブタはフワトロの厚切りバラスライスが1枚。
代替わり&CK化した本家の現在の味を考えると、スープに関してはもはや本家を超えたと言っても過言ではないと思います。

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2022年06月09日

つけ汁は動物系の力強さと醤油のキレと煮干がしっかり効いています。以前は地元にあったお店ですが、秋葉原に移転してからも更に進化を続けていますね。
麺は全粒粉入りの多加水角刃中太ストレート。麺肌は滑らかで、しなやか且つコシの強い逸品。
昆布水はトロトロに糸引くタイプで、ほんのり鰹と塩味も加えられています。水出しで仕込んでいるので加熱は厳禁です、必ず冷蔵解凍か流水解凍で。
まずはつけ汁につけずに昆布水に絡めた麺だけで。小麦の香ばしさと甘味、もちもち滑らかな食感を存分に味わってから、熱々のつけ汁に潜らせて風味と食感の変化を楽しみます。
そして食べ進むうちに麺に絡んだ昆布水がつけ汁に溶け出し、旨味が増してゆくと共に醤油の角がおちてまろやかな味に。終盤は実店舗と同じ様にスダチを絞って爽やかに味変。最後は残ったつけ汁に昆布水でスープ割。
トッピングはコリコリの細切りメンマと、旨味の凝縮した豚バラチャーシューの薄スライスが3枚。
名店ほん田の貫禄の一杯です。

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2022年06月09日

つけ汁は動物系の力強さと醤油のキレと煮干がしっかり効いています。以前は地元にあったお店ですが、秋葉原に移転してからも更に進化を続けていますね。
麺は全粒粉入りの多加水角刃中太ストレート。麺肌は滑らかで、しなやか且つコシの強い逸品。
昆布水はトロトロに糸引くタイプで、ほんのり鰹と塩味も加えられています。水出しで仕込んでいるので加熱は厳禁です、必ず冷蔵解凍か流水解凍で。
まずはつけ汁につけずに昆布水に絡めた麺だけで。小麦の香ばしさと甘味、もちもち滑らかな食感を存分に味わってから、熱々のつけ汁に潜らせて風味と食感の変化を楽しみます。
そして食べ進むうちに麺に絡んだ昆布水がつけ汁に溶け出し、旨味が増してゆくと共に醤油の角がおちてまろやかな味に。終盤は実店舗と同じ様にスダチを絞って爽やかに味変。最後は残ったつけ汁に昆布水でスープ割。
トッピングはコリコリの細切りメンマと、旨味の凝縮した豚バラチャーシューの薄スライスが3枚。
名店ほん田の貫禄の一杯です。

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2022年06月09日

つけ汁は通常メニューのつけ麺とは異なる深みのある動物系に、濃口醤油のキレと酢のキリッとした酸味が効いた醤油清湯。
麺は平打ち気味の中太麺で、コシが強く旨味も抜群。カットは一般的なラーメンや日本蕎麦よりも長く、ひたすらズルズル啜るのが好きな年長者に特に好まれるロングタイプ。
昆布水は節と煮干も香り、粘りは程々のレベルです。ただ自分は昆布水で有名な幾つかのお店の、食物繊維の多く溶け出したトロみが強いものよりもこのくらいの粘度が好み。
まずはこの昆布水に絡めた麺のみを味わい、それから熱々のつけ汁に潜らせ、動物系の出汁に昆布のグルタミン酸を掛け合せて旨味を爆発させます。昆布水つけ麺の醍醐味ですね。
トッピングは豚バラブロックの薄スライス1枚に大葉と軟骨の入った肉団子。Inスープで味はやや濃いめ。
麺が終わったら残りの昆布水をスープ割で。魚介感が強くなり、また一味違った美味しさを堪能出来ます。

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2022年06月09日

地元のお店なので何度かお邪魔していすが、ほん田出身という事で開店前から地元では結構話題になっており、開店当時は本蓮沼駅周辺では見慣れない行列が出来ていたのをよく覚えています(笑)
つけ汁は甘味酸味を効かせたトロみのある濃厚動物魚介。如何にもといった感じのこうじ系テイストです。
麺は滑らかでモッチモチの多加水角刃ストレート太麺。とみ田のような強いタイプと異なる女性的な食感。
トッピングはゴリゴリな歯応えのメンマと、ムチムチとした弾力&香ばしく焼かれた豚バラチャーシューの厚切りが2枚。
こうじ系なのでとみ田あたりが好きなら間違いないと思いますが、個人的には麺はこちらのほうが好みです。

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2022年06月05日

アカギは富士丸の西新井店元店主が加入して今の味にリニューアルしたお店です。
なのでスープは二郎というよりも富士丸チックな微乳化甘め液状背脂タップリな構成で、どっしりと厚みのある豚肉出汁。また富士丸同様に塩味がキリリとしているので、溶き卵のスキヤキ風がよく合います。
ブタカスアブラもブタと同パックで付いてきますが、液状アブラも100ccくらい大量に浮いているので、スープに到達する前にまずアブラを味わう事となります。
麺はオーション使用の低加水平打太麺。うねりが強く太さも標準的ですが、富士丸や他の派生店よりも麺の密度が高く、最後までゴワムチ食感を保ちます。
ブタはバラ肉のように芯で巻いたウデ肉ロールが2枚。煮すぎずに適度な食感を残しており、旨味も逃げておらず、また味付けも淡めなので、ウデ肉自体の味わいを存分に感じられるようになっています。
ガチャ○ンさん時代の西新井とも微妙に違いますが、富士丸の残り香もオリジナリティも十分感じられるガッツリ系の一杯になっていると思います。

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2022年06月05日

スープは飯田によく似ていますが、飯田よりも少〜しだけ醤油に角が無く、表面には黄金色の極上鶏油がキラキラと輝いています。
麺はきめ細かく滑らかな舌触りとコシ、噛めば溢れる春よ恋の香りと旨味。飯田と同じようにしっかりと茹でましょう、硬め厳禁です。
付属トッピングのチャーシューは国産三元豚を使用し、3つの部位をそれぞれ異なった調理法で。脂身の甘味が特徴的なバラロール、軟らかくジューシーなレア肩ロース、そして香ばしくローストされたシキンボは外モモの一部で、軽い霜降りと心地よい弾力が魅力。
メンマは鰹風味で、それぞれ綺麗に並べてパックされています。
Feelはちょいとハードルが高く自分もまだ1度しか行けていないので、買えた人は相当ラッキーだったと思います。

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2022年06月05日

真鯛のアラの上品な風味と羅臼昆布の濃厚な旨味、セロリの清涼感、そして根菜から伝わる畑の香りにほんのりとした酸味。まろやかな塩味からスープの温度が下がるとともに甘味が顔を出す、クリアながらほのかに濁りのある優しい口当たりのスープ。
麺は角刃中細で滑らかモチモチの食感。指定の3分40秒しっかりと茹でましょう、硬めはこのスープに合いません。
付属トッピングは生姜の香る鶏胸レアチャーシュー1枚とゴリシャキ食感の角材メンマ2本。
スープは予め取り分けておき、「寿」というメニュー名を意識して鯛の蒸し身と紀州梅を加えて雑炊にしました。鯛と梅はウメでタイ(おめでたい)っつって昔から寿な縁起物とされ、味の相性も抜群の組み合わせとなっているので(笑)
酒の〆にもピッタリですよ。

2

2022年06月01日

濃口、薄口、本醸造の有機醤油をブレンドしたキレのある芳醇なカエシと、地鶏丸鶏のふくよかな味わいをベースとした旨味掛け算の淡麗スープ、薫り高い純正鶏油。
麺は角刃ストレート細麺で、春よ恋の甘味旨味にシルキーな麺肌とモチモチの弾力、強いコシ。最低でも3分は茹でてしっかりα化させないとこの麺の持ち味は引き出せません。
チャーシューは低温調理のローススライスとバラロールスライス。ぬるま湯か氷水で丁寧に解凍しましょう。
タイプ的には支那そばや、69、飯田のような淡麗系ですが、もはや説明不要ですね。最高です。

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2022年06月01日

スープはゼラチンと背脂の溶け込んだコッテリトロトロのド乳化ド豚骨ですが、無鉄砲よりも舌触りはまろやかで、豚骨臭もなく、無鉄砲の豚白湯に和歌山中華そばの醤油感をほんのり重ねたようなイメージです。
麺はうねりの強いワイド型角刃太麺で、モチグチ食感の暴れん坊。
付属トッピングは醤油ダレのしっかり染み込んだ軟らかメンマと、香ばしく焼かれた分厚いトロホロ豚バラロールチャーシューが1枚。
実店舗は未訪だったのでフレッシュに楽しめました。いつかお店にも行ってみたいですね。

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2022年05月31日

スープはセメント色をしつつもサラっとした淡麗寄りで、セメント系とは違いますが、慣れていない方はドロついて感じるかもしれません。
ただ見た目ほど重厚感はなくあっさりめで、背黒のビターな中に旨味、甘味、塩味がバランス良く上品にまとまっています。中華ソバよりも濁りがあり、煮干ソバよりもニガみエグみの少ない、各々の長所を引き出したような造りとなっています。
麺は三河屋製麺のツルパツ低加水角刃中細麺。火入れが早いので、たっぷりの熱湯で泳がせるように茹でるのがコツです。
付属トッピングは豚バラの燻製チャーシュースライスが1枚。煮干風味の邪魔をする事のない、ほんのりスモーキーな優しい味。
三村イズムを継承しながらも、ニボニボ初心者でも食べやすい、奥ゆかしい一杯となっています。

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2022年05月31日

スープは吉村家〜杉田家の系譜らしく塩味が強めで醤油ダレのガツンと効いた、濃い口のコッテリ豚骨鶏ガラ醤油。トロリとまろやかでコク深く、そして何よりも鶏油が味の決め手となっているド直球の家系です。
麺はワイド型の角刃緩ウェーブ中太麺。酒井ですがB麺よりもやや細めの杉印なので、若干ヤワメに茹でる事で麺自体の風味と喉越しとコシの強さが共存する独自の味わいを引き出せます。カタメだとただ硬いだけでグルテンの変性が不十分となり、コシの強さは生まれません。
付属トッピングは大判海苔5枚と大きくて厚みもある燻製ロースチャーシュー3枚。チャーシューはしっとりムチムチで旨味がギュッと詰まった香ばしい逸品。実店舗だと通常は海苔3枚チャーシュー1枚なので、これは宅麺仕様の大サーピスですね。ほうれん草は付きませんが、そのくらいは自分で用意しましょう(笑)
宅麺や冷凍通販の家系は殆どが亜流の家系風インスパイアですが、こちらこそがモノホンの家系ラーメンです。本家直系を実店舗で食べた事のない方は正真正銘の家系の味を初めて体験出来ると思います。

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2022年05月09日

スープは豚と鶏のガラで炊かれた動物系醤油ベースに、大量の液体脂とラー油が加わった、辛味のある微乳化タイプ。桐龍のスープは久留米の呼び戻し式豚骨スープとはまた違った独特の獣臭がありますが、辛い本品はスパイスの効果で大分抑えられています。匂いの元は豚骨由来ではなく丸鶏の鶏油によるものなので、それでも匂いが気になるという方は表層油を除くと多少は抑えられます。
辛味は耐性ノーマルな人が辛いものを食べたい時に丁度良く食べられる位のレベルですが、塩味はらーめん同様かなりの濃い口。ヤサイを乗せる前提の味になっているので、モヤシキャベツは多少なりとも乗せたほうが良いと思います。
麺はお店だと最近は軟めで出される事が多いのですが、個人的にコマG麺は硬めに茹でたほうがより美味しいと思います。ただ長めに茹でても二郎直系の麺には無いコシの強さが失われる事はありません。
ブタは1cm厚のウデスライスとバラロールが1枚すつ。実店舗より硬めですが、自分はこの食感もまた好み。
味変には付属の唐辛子と自前の花椒、あともう少し辛味が欲しかったのでプリッキーヌも少々加えて、刺激的に楽しみました。ただブレかもですが、塩味がお店で頂くよりも更に強かったので、ヤサイは念の為多めに用意しておいても良いかもしれません。

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2022年05月09日

某人気カップ麺のオマージュで人気を博したお店です。
スープは件のチリトマト○ードルよろしくトマトの甘味酸味にスパイス感を加えた濃厚かつあっさりとした味わい。旨味は申し分なく塩味も程良いですが、チリペッパーやオリーブオイルなどを足すとコクとキレが更にプラスされます。
麺はしなやかでコリコリ食感の低加水中細ストレート。真空パックされているので品質が保たれており、細かく割れる事もなく原形をとどめています。宅麺商品の細麺はボロボロに砕けているものが多いので、これは際立って優れたサービスに感じます。
付属トッピングは豚バラスライスチャーシューが2枚ありますが、サイズ的には実店舗の1枚分を半カットした形です。
刻み玉葱、キャベツ、揚げニンニク、チーズ、ライスなど、様々なトッピングや再調理も楽しめますが、それもベースの完成度が高いからこそですね。何より手間もコストもかかる麺の真空包装サービスには心を奪われました。

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2022年05月09日

スープは昔ながらのあっさりとした鶏ガラ醤油で、鶏油を浮かばせつつもクリアに澄んでおり、また玉葱の甘味も強いので、ラーメンスープというよりも鍋スープにイメージが近いです。ただ中国料理店や笠岡ラーメン、東北の一部有名店などでよく使われる老鶏のガラを用いているので、若鶏のガラ出汁よりも旨味が濃く、どっしりとした厚みがあります。
トッピングは鶏モモ肉のコンカッセが数粒。こちらも老鶏のものですが、臭みもなく、若鶏にはない特有の強い弾力を楽しめます。カットは大粒だと噛むのが大変なので、食べやすいように小粒にしてあるのだと思います。
麺は緩ウェーブの角刃細麺。コリコリの硬めで、煮込みでもしっかりと食感を保ってくれます。
これは面倒でも鍋を使って調理するのが絶対的にお勧めですね。味自体はシンプルなものの、何故かクセになる魅力を感じます。個人的にはハマりました。

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2022年05月02日

二郎目黒店出身のインスパイア系ならぬスピンアウト系のお店という事で、マニアの間で人気のお店です。
スープは目黒の特徴である「豚肉出汁のライトな非乳化&シャープなキレ&化調感」といった部分をしっかり踏襲しています。カネシは着目点でもないかな、今の二郎はFZなので。
また塩気はそこそこ効いており目黒と同じ位ですが、二郎基準だとこれでも若干薄めなので、カラメも付けてくれたら嬉しかったかなぁと。
麺はオーション使用の平打極太で目黒ソックリですが、玄実店舗の茹で加減はやや硬め。インスパ系の麺は一般的にワシワシ、ゴワゴワ、ボキボキ、ホギホギと表現される硬めが多いですが、目黒や二郎直系の麺はデロ若しくは軟めが多いので、二郎っぽさを味わってみたい方は7分以上のデロor軟めに茹でるとより二郎らしさを再現出来ます。
麺量に関しては出自の目黒も二郎の中では少ない方なので、スピンアウト系の玄にもインスパ系のようなボリューム感は期待しないほうが良いです。
ブタも目黒を彷彿とさせる腕肉のジューシーなトロホロ豚。これが本物の神豚です。
玄はメグジっぼさがよく再現されており、今の宅麺ラインナップの中では一番直系感が出ていると思います。

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2022年05月02日

鶏塩そばは鶏ポタのトロトロ白湯でしたが、こちらは透明感のある黄金色のあっさり清湯となっています。スープには多めの鶏油が浮かべられていて、鶏の厚みがありますが魚介もしっかりと香り、塩味は円みがありますが結構強めで、甘味旨味も効いています。
麺はしなやかなコリパツ低加水角刃細ストレート。付属トッピングは軟らかい豚バラスライス2枚とメンマ少々。
鶏のコク、昆布の旨味、煮干の塩味、帆立の甘味が渾然一体となり、深い味わいを作り出しています。中華そば感もあり、自分好みの一杯でした。

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2022年04月29日

スープは乳化の進んだまろやかなタイプで、油分、甘味、旨味、酸味、コク、キレがバランス良くまとまっています。
麺はうねりの強い幅広の平打極太麺で、スープの吸い上げも良く、麺自体に旨味も詰まっています。時間の経過とともに二郎っぽい食感に変わるので、7〜8分しっかり茹でて軟めに仕上げると直系感を出せます。
ブタは厚み1センチほどのウデ肉厚スライスが2枚。ブリブリの弾力で旨味が抜けておらず、出汁殻となったトロ豚よりも個人的には好みです。
麺量もスープ量もインスパ系の中では比較的少な目なので、二郎やインスパ系のお店では麺少なめor半分にしている自分には丁度良いボリュームでした。
龍介は宅麺内で醤油、純鶏、つけ、豚と4種類の商品を提供していますが、各々の商品で全て違う麺を使っているので、食べ比べて味の違いを探してみるのも楽しいと思います。

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2022年04月24日

カレー粉、ライス、チーズメルト、スープ、麺、チャーシュー、挽肉、その他トッピングと順々に重ねる工程で完成させ、4種の味が楽しめるようになっている変り種です。
スープは喉の奥にまでヒットする鋭い辛味ですが、辛味が口内に残らずスッキリと消えてゆく、島唐辛子らしい爽やかな刺激となっています。味わいは濃厚な合わせ味噌と豚鶏に鰹の香りが鼻に抜ける個性的なもので、そこにピリ辛の挽肉を溶かすと旨味と甘味がスープに更なるコクを与えてくれます。
麺はモチモチの角刃太麺で、啜っている内にトロトロのチーズを纏い始め、次にライスに到達すると今度は辛味噌スープとチーズの雑炊となり、最後にはカレー風味に味が変化します。
チャーシューは厚みに1〜2センチのバラつきがある分厚い豚バラロール2枚で、表面は香ばしく炙られており、ホロホロに軟らかく崩れます。
確かに遊び心満載の一杯で、次回があればまた買っちゃうと思いますが、カレー粉とチーズは付いてこないので、自宅に常備していない方の為にもこのくらいは付属してくれてもよい気がします。

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2022年04月18日

実店舗では限定メニューのつけ満ですが、今回は麺量が実店舗よりも多い400gというボリュームに加え、つけ汁もラーメンのスープ一杯分はあるので、一食を夫婦で半々に分けて頂きました。
具材も玉葱、ニラ、ニンニク、豚肉がたっぷりですが、味はスタ満ならではのピリ辛で旨じょっぱいスープに、甘味と酸味が強めに足されています。なので刻み生姜の追加が抜群に合います。生卵はこのスープだと焼け石に水ですが、多少はまろやかになります。
麺はいつもの三河屋製ではなく自家製でした。つけ麺なのでやや軟めに茹でてポクボク食感を楽しみましたが、この麺はラーメンのほうが相性が良い気がします。
相変わらずのサービスっぷりで食べ応え満点ですが、酸味と甘味がしっかりと効いているので、苦手な方はお気をつけ下さい。

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2022年04月18日

凌駕グループは吉祥寺武蔵家のFC松本店も手掛ける資本系ですが、各店舗とも未訪だったので、今回初めて頂きました。
スープは煮干の粉が沈むほどにしっかりと出汁が出ており、多少の苦味も効いています。強めの塩味からは再仕込醤油のような旨味とコクが感じられますが、たっぷり浮かべられた背脂の甘味もあり、タイプとしては燕三条系に似ています。
麺はモチモチの中加水角刃極太緩。麺に関しては燕三条系とタイプこそ違えど、このスープとは良く合っています。ボリュームも一般的な大盛りくらいの量があり、食べ応え十分。
トッピングのメンマと豚バラスライスチャーシューはInスープで、味はどちらも濃い目。バラ海苔は風味も良く適量なので、スープと調和が取れています。
今回は契約農家さんから頂いた行者ニンニクと新玉葱を刻んでトッピングしましたが、このスープなら生ニンニクも合いそうですね。
ファミレス系と思ってさほど期待していませんでしたが、どっこいパワフルな煮干ラーメンで、正直参りました。機会があったらいずれかの店舗でも頂いてみようと思います。

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2022年04月03日

ラーショは味を語るだけではなく、存在さえも語れる店だと思っています。椿系、ニュー系、ねぎっこ系、さつまっ子系など色々ありますが、こちらは新ラーショと呼ばれているお店です。
当時は埼玉一売れているラーメン屋と言われていた戸田のドモン、神田わいずの修行先である蓮根のY's、とんぱた亭やせんだいの源流に当たる平和島のさつまっ子、新高島平のさつまっ子、幸手の金田亭、鐘ヶ淵のねぎや、鹿浜のもっちゃん、品川のひだか、堀切店、ひたちなか店、牛久店等々お気に入りの店を数え出したらキリがありませんが、全く同じ味の店は1つもなく、でもオーダーするのはどこの店でも同じネギチャーシューメン中盛で、途中味変にニンニクと豆板醤を大さじ一杯ずつ入れて、やっぱり入れ過ぎは良くないと毎回後悔するけど次もやっぱり大さじ一杯ずつ入れちゃうというのがラーショの醍醐味な気がします。
なので今回も味変にニンニクと豆板醤を大さじ一杯ずつ入れて頂きましたが、やっぱり小さじにしておけばよかったと案の定後悔しました。そして次もまた大さじ一杯ずつ入れてしまうでしょう。大満足です。

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2022年03月27日

スープは徳島茶系で、液状脂とゼラチン質が表面を覆う濃厚乳化豚骨醤油ですが、他店の茶系に比べてクリーミーで塩気はマイルド。チラシには豚骨臭増し増しとありますが、久留米ほどの臭みはなく、芳しい良い香りです。
麺はコリパツで歯切れの良い、低加水角刃中細ストレート。気持ち硬めに茹でたほうがスープと合います。
肝心の豚バラ煮はちっこい切れ端が3つしか入っておらず。流石にこれはちょっと少なすぎでは・・・運が悪かったかな?味も実店舗はもう少し濃い口だったような。
スープにせよ肉量にせよ、記憶&記録している王王軒とはちょっと違いました。ただ店では肉増量で頂いたので、その分味に差異が生じたのかも。
とりあえず徳島茶系に欠かせないライスと生卵はスタンバイしておきましょう。にんにくと唐辛子もあれば尚良しです。

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