2023年01月27日
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全585件のレビュー中 176-200件目
2023年01月27日
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2023年01月10日
スープは豚鶏白湯に煮干を上乗せした、まろやかなニボニボタイプ。
手羽やモミジなど大量の鶏ガラによるゼラチン質たっぷりのねっとりとした白湯は丁寧に濾されており、ザラつきはなく非常に滑らかな口当たり。
そこに背黒中心の苦味、塩味、旨味、風味が交わり、ビターでまったり且つキレのある煮干感満載の超濃厚な味わいに作り上げられています。
麺は全粒粉入りの多加水角刃太麺。
まず冷たく締めた麺だけで頂くと、その香りと甘味、もっちりとした食感が楽しめます。
次に熱いスープに浸す事で、対比効果により麺の甘みが更に際立ち、味、香り、食感の変化を感じる事が出来ます。
付属トッピングは厚切りのバラスライスチャーシューが1枚。
食感は非常に軟らかく、醤油ダレでコク深く味付けされています。煮干系では人気のタイプですね。
煮干つけ麺としてはエグみも抑えられており、ニボラー的にはマイルドな部類です。
ただ宅麺商品内では上位クラスのニボニボなので、大人向けというか、初心者さんやお子さんだと、苦い、しょっぱい等クセを強く感じるかもしれません。
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2022年12月27日
スープは丸親鶏からとった透き通る淡麗鶏清湯。
塩味は穏やかですが旨味は強く濃厚で、鶏油が更に深いコクを与えています。
また鶏と海老のミンチ及び加熱された長葱も含まれており、旨味と風味がブーストされています。
麺は加水率高めの角刃細麺。
多加水麺特有のつるつる滑らかな麺肌とシコシコとした弾力にしなやかな伸縮性もあり、スープと抜群の相性を見せます。
付属トッピングはシャキシャキで塩味酸味のしっかりとした太メンマに、
小ぶりながら厚みのある豚バラチャーシューが1枚。軟らかく煮込まれ、香ばしく焼かれた醤油ダレの味わい。
あといつも間違えていますが、説明文の「類稀に見る」という慣用句は無いので、「類稀な」か「稀に見る」に変えたほうがよいです。
3
2022年12月21日
スープは鶏、豚、昆布、魚節、煮干の無化調醤油清湯。
醤油のコクとキレに香味野菜の清涼感も伝わる、香り高いバランスのとれた味わい。
麺はライ麦入りの自家製で、ゆめちからのモチモチ感が活きた角刃中ストレート。
こちらも香りが良く、小麦の甘味がギュッと詰まった屈指の逸品。
付属トッピングはビターな味わいのコリコリメンマと、チャーシューは低温調理の肩ロース、粕漬を吊るし焼きしたモモ、スープで軟らかく炊き香ばしくグリルしたバラの絶品3種類。
今年6月に味の全面リニューアルが行われ、以前より煮干がほんのり主張し、またチャーシューに肩ロースが加わりましたが、
スープ、麺、チャーシューと全てにおいて最高ランクの逸品である事に変わりはなく、
宅麺内でも春木屋、勝本、多賀野、よろゐ屋に並ぶ東京ラーメンの代表格という評価は揺るがないと思います。
9
2022年12月21日
スープは豚骨ベースに鶏油を加えたまろやかなベジポタで、ニンニクの香りと野菜の甘み旨みが活きています。
塩味はつけ麺にしてはやや薄めに感じるものの、単体で飲むとそれなりの塩気が分かります。
油分は控え目なので、ベジポタらしく後味はあっさり。また量がラーメンスープ並みにたっぷりと入っています。
麺は浅草開化楼がつけ麺用に開発した角刃太麺。
ラーメン同様、プロが選んだベストな長さとベストな太さのブランド麺で、加水率高めのツルポク食感。
茹で前150gと、こちらは多過ぎず少な過ぎずの程よいボリューム。
付属トッピングはInスープで、表面を香ばしく焼いた脂身の少ない厚めの軟らかバラスライスチャーシューが1枚。
今回は昼にとったスープのようでややサラっとしていましたが、葫のスープは夜になるにつれ濃度が増すので、ロットによってドロつきに違いはあるかもしれません。
3
2022年12月12日
スープはクリアに澄んだ鶏清湯で、魚介もほんのりと香ります。塩味に角はなく、超あっさりながら旨味には厚みがあります。
麺は卵不使用のしなやかな角刃細麺で、伸びにくくコリコリとした食感。
トッピングはスッキリとした味わいの角材メンマと香ばしく焼かれた厚切りバラチャーシュー。
函館ラーメンといえばあの有名なお店が浮かびますが、そことは一味違った独自色と美味しさが詰まっています。
3
2022年12月12日
スープは白味噌と麦味噌の甘味に豆板醤の塩味と辛味が調和し、ややスパイシーな味わい。またラードも表面を覆い、熱々のまま頂けます。
麺は多加水角刃縮れ中太卵麺で、熟成感のあるプリプリとした食感。
トッピングはたっぷりの挽肉とコリコリの細切りメンマ。
けやきはすみれと並ぶ札幌ラーメンの超有名店なので、何らかの形で食べた事のある方も多いと思います。
4
2022年12月12日
ベースは豚と魚介のWスープを鍋で焼く純すみスタイル。
合わせ味噌と挽肉玉葱のあまうま味ににんにくと生姜も効いており、香ばしいマー油やスパイシーな山椒もアクセント。
更にプリトロの背脂も表面を覆い、最後まで熱々の状態で頂けます。
麺は麺屋棣鄂の多加水熟成角刃平打ち縮れ中太玉子麺。
札幌ラーメンの特徴的な黄色い短尺麺で、しっかり噛んで味わうタイプ。
トッピングは角煮風の厚切りバラブロックが1つにミディアム食感の角材メンマ。
純すみ系を食べた事のある方ならお馴染みの味噌味だと思います。その中でもやはり背脂が特徴的ですね。
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2022年12月12日
出汁は鶏ガラと節と玉葱のみの継ぎ足し炊かれた清湯で、表面にはうっすらとラードが張られており最後まで熱々。
カエシはキリッとした醤油返しで、塩分は控えめのスッキリとした味わい。
出汁と別パックになっており、両者を合わせるとあっさりながらコクのある醤油スープへと仕上がります。
麺は多加水の角刃手揉み縮れ細麺。博多麺の切刃番手に近い極細麺で、鹸水が少なく、極細麺では独特のプリプリとした食感は釧路ラーメンならでは。
旭川ラーメンとの最大の違いはこの麺にあると思います。
付属トッピングは醤油の深みがあるコリシャキ食感の細メンマと、濃い口に煮込まれたバラと肩ロースの厚切りチャーシュー。
中華そば感のあるあっさり醤油ラーメンで、個人的にはモロ好みです。
先月行った北海道研修ツアーでも伺ったばかりでしたが、好きなので宅麺でも買ってしまいました(笑
5
2022年12月12日
メニュー名から分かる通りケンチャンラーメンのオマージュのようで、本家は動物系と煮干のWスープですが、こちらは煮干を前面に出しています。
背脂&煮干の構成は燕三条系にも似ていますが、こちらは煮干の苦味やクセを抑えたライトなもので、
ケンチャンオマージュらしく醤油の強い塩味に甘味酸味も伝わる比較的あっさりとした背脂煮干醤油清湯となっています。
麺は全粒粉使用の多加水手揉み縮れ平打太麺。背脂煮干と極太麺は燕系でも見られる定番の組み合わせですね。
ツルモチでコシが強く、しなやかで熟成麺特有の濃厚な味があり、ピロピロとした不規則な捻れがスープをしっかりと持ち上げてきます。
トッピングはInスープのバラロールチャーシュースライスが1枚で、こちらは本家と別タイプ。
あと説明文の「去ることながら」→「然ることながら」
です。
6
2022年12月12日
スープは塩ベースながら醤油も下支えとなっている、煮干しも効いたクリーミーでまろやかな鶏白湯。
あっさりしつつも焦がしラードの香ばしさとコクがあり、札幌ラーメンっぽさを演出しています。
麺はさがみ屋製麺のややワイド型な多加水中細麺。もちプリ食感で、胚芽の風味も感じられます。
付属トッピングは軽く炙られたホロホロに軟らかいバラロールチャーシューと、ゴリゴリ食感のメンマ。
札幌の地域性も感じられる、個性的な鶏白湯ラーメンです。
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2022年12月12日
味自体は普通に美味しく、大量の白胡麻で原価がかさむのも分かるのですが、
大将直伝の完全レシピではなく、イメージレシピで宅麺が作ったコピー商品という事も考えると、
この内容に対してこの高価格はあまり見合っていないというか、コストパフォーマンスはやや低く感じてしまうかなぁというのが正直なところです。
ちばからだから・・・というバイアスが良くも悪くも働いてしまうかもしれません。
あと余計な事ですが、説明文の「類稀に見る」は2つの慣用句が混ざっているので、「稀に見る」に修正したほうがよいと思います。
1
2022年12月12日
タレはキリッとした醤油の塩味+グルと背脂の旨味+味醂の甘味というオーソドックスな構成。
スープは無くカエシがベースなので、トロトロに乳化するまで麺としっかり混ぜ合わせないと味が均一にならずブレます。
粗挽き黒胡椒も多く、その分辛味と香りも主張していますが、黒胡椒に含まれるリモネンには味を引き締める成分があります。揚げ物にレモンをかけるのと同じ効果ですね。
麺は低加水平打縮れ太麺。硬めでも軟めの茹で加減でも、とにかくしっかり混ぜるのがコツです。
ブタは5ミリ厚のバラスライスが2枚。味付けは淡く、程よい弾力。
黒胡椒については、関内や桜台や川越など二郎直系の汁なしを食べ慣れている方なら特に違和感もないと思いますが、初心者さんにはパンチが強く感じるかもしれません。
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2022年11月27日
スープは丼底にガラ粉が残る超濃厚でパワフルかつあっさりまろやかなド乳化豚骨。
豚骨では珍しい無化調スープで、豚骨はグルタミン酸が少ない為に化調で補うのが一般的ですが、
化調の代わりに醤油返しに魚介をふんだんに使う事で、旨味をブーストさせているようです。ただ魚介の主張はなく、あくまで味わいは豚骨がベースとなっています。
また宇部市の隣の山陰小野田市のお店ですが、宇部ラーメンや久留米ラーメンの呼び戻し式ではなく、博多ラーメンのような取り切り式で仕込まれているように感じます。
豚骨濃度は非常に高くトロトロに乳化していますが、呼び戻し式の独特な味と匂いがなく、取り切りスープ特有のフレッシュな味と香りがします。
麺は自家製のようで、ハイクオリティな低加水角刃中細ストレート。博多とはタイプが異なるので、あまり硬くしないほうがスープとの相性が良い気がします。
付属トッピングは厚めにスライスされた豚バラチャーシューが2枚。トロトロにとろける軟かさで下味もしっかり。
こちらのお店は初めて食べましたが、スープ、麺共にかなりの技術の高さに結構衝撃を受けました。
特にカエシは凄いな、どうやって仕込んでるのかなとグイグイ飲んでいたら、麺より先にスープを完飲してしまいました。
6
2022年11月27日
スープは濃口醤油とたまり醤油のうまじょっぱい富山ブラック風で、豚骨の効いたパワフルな清湯に煮干しがフワっと香ります。
黒胡椒は細挽きが極微量しか使われていないので、富山ブラック感を出したい方は粗挽きをタップリぶっ掛けましょう。
麺は絶品の自家製手打ち乱縮れ平打太麺で、ゴワゴワボキボキの骨太な暴れん坊タイプ。
付属トッピングはInスープで、豚バラロールスライスチャーシュー2枚と、茎と穂先の繋がった長メンマ1本。どちらも真っ黒に染まっています。
スープは旨味甘味もあって比較的飲みやすくはなっていますが、それでも充分濃い口なので、富山ブラックと同じようにライスは欠かせません。
麺もやや硬めに茹であげて塩辛いスープを吸わせる事により、禁断の麺オンザライスが更に美味しくなります。生卵でスキヤキ風もアリですね。
またトッピングはネギ以外にも、玉葱、海苔、ほうれん草、茹でキャベツといった家系セットや、茹で卵、ニラ、豚しゃぶなども相性抜群です。
特に茹で卵はスープに入れておけば麺を食べている内に味玉になります(笑)
スープ量もたっぷりで、焔らしい気前の良さが光っています。
9
2022年11月20日
スープは豚CHIKIという商品名からも分かる通り、鶏白湯ではなく、豚とチキンの豚鶏白湯です。
あっぱれ屋直系の泡系ラーメンで、提供前にスープをバーミックスによる撹拌でフワフワに泡立てるのが特長。これがカプチーノと表現される所以です。
そのため、再現調理をするはハンドブレンダーでスープを15〜30秒ほど泡立てる必要があります。
面倒ですが、これをするとしないとではスープが大きく変わる為、怠ると正しい味の評価は出来ません。
またチャーシューは表面を香ばしく焼いたスパイシーな低温ローストで、本店のバラロールと違い肩ロースが使われており、
通販用なのかやや強めに火入れされていましたが、湯煎すると味も風味も別物になるので、流水解凍が好ましいです。
ちなみに説明文にエスプーマと書かれていますが、確かみつ葉ではエスプーマは使っていなかったと思うので、ちょっと語弊がある気がします。「エスプーマ風のスープ」というのが正しいかも。
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2022年11月13日
スープはトロトロにクリーミーな濃厚動物魚介で、旨味の中にも焼あごの香ばしさと醤油のビターな味わい、またガラ骨粉のザラつきも少々感じられます。
麺は菅野製麺所と共同開発した多加水太ストレートで、喉越しを良くする為に短めにカットされています。
エッジも滑らかで、リングイネに近い断面となっており、より喉越しの良さを追求する形となっています。
更にコシも強く、自然な甘味と風味も抜群なので、湯で時間はしっかり目に。
付属トッピングは焼き豚バラロール、燻製豚肩ロース、鶏胸肉のチャーシュー3種が各2枚ずつ、太メンマ、姫皮(孟宗竹の穂先)。
トッピングというか添え物なので、麺やスープに乗せず別皿で頂く形となります。
お店ではスープ割のサービスが凝っており、自宅では割スープの再現は不可能ですが、刻み玉葱や〆のゆかりご飯はマネ出来ると思います。
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2022年11月13日
スープは鶏ガラをベースとし、そこに厨房に並べられている市販の麻婆豆腐の素と化調で味を整え、片栗粉でトロみを加えたドロドロの餡状。
生姜と花椒がほんのり香り、辛味はほぼありません。
化調がかなりの量使われているので、率直に美味い!と思われる方も多いと思います。
具材は挽肉入りですが、ネギ、キクラゲ、豆腐などは付かないので、再現性を高めたければ各自用意で。
麺は多加水の角刃縮れ太麺。乱縮れで餡にしっかりと絡み、瑞々しくムチムチの強い弾力が満腹中枢を刺激してきます。
付属トッピングは花椒パウダーと、トレードマークである刻んだ鳴門巻き。
ししょうの麻婆麺に関しては、味云々というより、とにかくシンプルに楽しむものだと思います。
自分なりのビジュアルや自分なりの食べ方で、食を楽しみましょう。
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2022年11月13日
スープは豚星のベースとなる醤油のキリっとした非〜超微乳化タイプにブリブリの背脂粒が浮き、辛味で真っ赤に染まった液状油が表面に層をなしています。
辛味は昔に比べたら大分マイルドですが、非乳化スープの塩味と絶妙なバランスでまとまっています。
麺はモチポク食感の平打強縮れ太麺で、辛味ともしっかり絡みます。
豚星の麺はしっかり茹でたほうが再現度が高く、
硬めはオーション使用&加水率の関係上、カタメを通り越してボソつくのであまり合いません。
ブタは1センチ弱のバラロールが2枚。店舗よりやや薄めのスライスですが、食感はフワトロに仕上がっていました。
辛麺は花椒を加えて初めて成立するメニューみたいなところがあるので、やはり実店舗の無料トッピングと同じように花椒と、あと辛味玉も付けてくれたら嬉しかったですね。
お店の辛麺を食べ慣れている方だと、もう少々強めの刺激が欲しくなるかもしれません。
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2022年10月24日
スープはクリアな豚ニボ醤油清湯。
背黒は力強くも苦味やクセはなく、豚肉出汁の厚み、醤油のキレと酸味、そこに豚背脂の甘味がバランス良く調和しています。
構成は燕系と似ていますが、とものもとらしい繊細さもあり、実店舗では二郎系のように刻みニンニクも無料サービスされます。
麺は自家製の多加水手もみ平打太麺。瑞々しい不揃いの乱縮れで、モチモチ、プリプリ、ピロピロとバラエティに富んだ食感が楽しめます。冷凍でこのクオリティは半端ないですね。
付属トッピングは5ミリ幅の厚切り大判バラロールチャーシューが1枚。
Inスープで出汁を吸っており実店舗の味とは少々異なるものの、適度な弾力で存在感は充分。
とものもとの二毛作ブランド「ぶたとにぼし」の限定メニューで、出来れば刻み玉葱と、あればバラ海苔もトッピングしたいところですが、
玉葱は刻んだら水かぬるま湯に小一時間ほどさらして辛味を抜くとより美味しく仕上がります。
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2022年10月24日
スープは老鶏の旨味がガツンと濃厚な、繊細かつパワフルで深みのある鶏白湯。
実店舗の鶏ホタテそばのホタテ抜きにイメージが近く、丁寧に濾された鶏ベジポタのようなこっくりまろやかな優しい飲み口で、
鶏の旨味、醤油のキレ、野菜の甘み、鶏油の風味といった複数の構成要素が鶏白湯の特長である起伏豊かな味わいを作り上げています。
麺は菅野製麺の全粒粉入り多加水角刃平打中太緩ウェーブ。
角刃ですがエッジは滑らかで、ツルツルの舌触りとモチモチの弾力が特徴的です。
付属トッピングは八角の香る豚バラロールスライスチャーシューが1枚、
たまり醤油の黒メンマ、牛バラ煮が1つで、いずれも甘めの味付け。
実店舗ではカウンター席の目の前の台上で、スープ、麺入れ、盛り付けと一連の調理を披露するパフォーマンスが行われており、
その他内装や接客等、味以外の部分も全て含めたトータルでこのお店は評価されています。
味がお気に召した方はスカイツリーに観光がてら実店舗へ行かれるのも楽しいと思います。
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2022年10月17日
店主は武蔵家出身ですが、日吉の新中野系なので、吉祥寺武蔵家とは別の系統です。
という訳でスープは新中野系らしく継ぎ足し継ぎ足しで仕込まれたドロドロ濃厚タイプとなっていますが、
鶏ガラも大量に使われており、鶏特有のドロ感と骨粉のザラ感も出ています。
鶏油は程良く醤油感は抑え目で、塩分は丁度良いですが、家系基準では薄めの部類です。
麺は三河屋製のワイド型角刃中太ストレート。
お店では普通でも少々硬めで出されますが、酒井や大橋の家系麺のようにやや軟めのほうが持ち味を引き出せるタイプと違い、
こちらの麺は硬めのほうが味の吸い上げと歯切れの良さが活きます。メンカタ好きな方は迷わずカタメで。
付属トッピングはしっとりジューシーな肩ロースの薄スライスレアチャーシューが1枚と、大判板海苔がたっぷり8枚。
新中野系のアレンジ型ですが、かといって壱系や亜流系などのCPSとは全く異なる、
スープ、麺、チャーシューと全てにおいて独自色を感じられる一杯です。
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2022年10月17日
スープは豚と鶏のトロっとした乳化タイプで、甘味と旨味も効いたまろやかな味わい。
実店舗では生姜トッピングも定番です。
麺は出自のボディブローと同じ豊華食品製の、幅広でブ厚い立体的な角刃超極太平打麺。
ウドンのような太さに滑らかな麺肌と強い弾力が魅力の特注麺で、
ワシゴワ食感が好きなら短めの茹で時間、
ムチモチ食感が好きなら長めの茹で時間と、麺の硬さは自分好みに。
トッピングは味付背脂と、ブタはInスープで1センチ以上ある超極厚な軟らかバラ塊が1つ。
インスパ系らしい人気の甘旨乳化タイプで、初心者さん達にも早速好評のようですね。
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2022年10月03日
スープは背黒煮干と豚背脂の燕系タイプですが、あまから仕様となっており、煮干の風味が少々隠れてしまった感じ。
麺はツルツルでコシの強い加水率高めの角刃中太ストレートで、やや短めの啜りやすいカット。
トッピングは脂身トロトロジューシーな豚バラ厚スライスチャーシューが2枚。
付属の辛魚粉を加えると口内がヒリヒリする心地良い辛さと化調感が加わりますが、純粋に煮干を求めるなら醤油ラーメンのほうでよい気もしますし、辛味を求めるならもっと辛くてもいいような。良く言えばバランスが取れてると思います。
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2022年10月03日
トロトロ乳化豚骨醤油スープとモチモチの低加水平打太麺、ブタは豚星の流れを汲む厚めの軟らかバラロールが2枚。
二郎系(J系)でもガッツリ系(G系)でもないF系を標榜していますが、要するに乳化系二郎インスパイアで、宅麺内ではづかちゃんがファットン出身の同系です。
ちなみに現在の実店舗ではヤサイマシが無く、具はブタとキャベツのみでモヤシは乗りません。ただ自宅なら自由なので、モヤシも欲しいって人は勝手にガンガン乗せましょう。お店でも昔は乗せてましたし、味的に合わない事もないです。
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スープは人参と玉葱の甘み香りに満ち溢れたあまうまポタージュ。
塩味の刺激はなく、優しくもしっかりとした甘味に包まれています。
麺は平打の中太ストレートで、パプリカが練り込まれた鮮やかなビタミンカラー。
タリオリーニのような太さと形状で、ツルグチの食感も生パスタを連想させます。
付属トッピングはミニトマト、ブロッコリー、黄パプリカ2切、さつまいも2切。
柚子胡椒は辛味と塩味が甘口のスープにアクセントを与えますが、スープに溶かすと味が戻せなくなるので、気になる方は麺に少しずつ直接付けて食べるとよいです。
とにかく味の構成が見事の一言で、ただの野菜ポタージュと違い、魚介類との繊細な組み合わせにより整えられた高度な造りとなっています。
仏伊料理の元シェフとしては痺れる構成です(笑)
野菜好きな方は勿論、欧米人や舌の肥えたグルメな大人にも刺さるハイクオリティな一杯だと思います。ジャンク嗜好だとどうかな〜・・・