ys_link ・40代/男性
2024年11月09日
0
全2件のレビュー中 1-2件目
ys_link ・40代/男性
2024年11月09日
0
元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2024年11月06日
スープは石山味噌醤油の越後赤味噌をベースとする味噌ダレに、コラーゲンたっぷりの豚骨白湯と背脂粒も浮かべた、旨味甘味も主張するドロっと濃厚なタイプ。
割りスープで好みの濃さに薄めるのが新潟濃厚味噌ラーメンの特徴ですが、本品の塩分濃度は約2.3%と家系ラーメンくらいの塩気なので、
濃いは濃いですが濃味に舌が慣れている方ならスープで割らなくてもそこまで問題もなく食べられると思います。
20年以上昔の割らないと塩辛くて飲めないみたいな強烈な塩味ではなくなっており、
時代の変遷と今春のリニューアルも経て、大分マイルドでまろやかにまとまりましたね。笹口店ともまた異なる味わいです。
ただ東横の割りスープはラーメンのスープとは別に仕込まれた魚介&野菜ベースの清湯となっているので、
塩気を薄めると共に味変としても楽しむ事が出来ます。
ちなみに最初から割りスープを全投入した場合、塩分濃度は約1.6%と一般的な平均値くらいに落ち着きますので、
体調的に塩分が・・・という方の救済措置にもなり得るかなと思います。
麺は自家製で、エッジに円みのある角刃ストレート太麺。濃厚なスープを拾い過ぎないよう計算されたツルツルの麺肌と長さ25センチの短尺カットに、
モチモチとしたコシの強さとコシヒカリ米粉ブレンドによる粘りの強さも兼ね備えた、パワフルかつ甘味の優しい東横ならではの個性的な麺となっています。
伸びにくい多加水麺なので、指定時間を守り、じっくりと茹でましょう。
茹で時間3:30〜4:30となっていますが、4:30マックスで茹でてもしっかりとコシの強い状態に仕上がります。
付属トッピングは全長20センチ、幅10センチ、厚さ5ミリ、重量100gもある、丼を横断する巨大豚肩ロースチャーシューが1枚。
以前の円形ではなく横に長いスライスで、適度な味付けとモチモチの弾力があり、食べ応えは抜群。スープや野菜と共にライスが捗ります。
春に経営が変わった直後に紫竹山のお店でも頂いてきましたが、個人的には新味も印象に残ったので、
こちらも宅麺ラインナップに加えてもらえたらよいなと期待しています。
最後にこのラーメンの作り方ですが、まずはもやしとキャベツをスープで1〜2分ほど煮込み、茹で上げた麺を丼にあけ、
その上からスープと野菜を注ぎ、最後にチャーシューをトッピング、というのが実店舗式の工程となっています。
普通のラーメンのように素のスープをそのまま注ぐだけだとただのしょっぱい味噌ラーメンになってしまうので、
お湯で茹でた野菜を後乗せするのではなく、純すみ系やタンメン、ちゃんぽんのようにスープで煮込むところがポイントです。
分量はもやし100g、キャベツ50gくらいがバランス的に丁度よいと思いますが、スープ量が少な目なので、野菜はあまり多くしないほうがよいです。
野菜の甘味をより引き出したい場合はキャベツの割合を多めにするとよいですが、芯の部分は苦味が出るので外しましょう。
10
麺&スープはもちろん、チャーシューデカ旨い!家で食べられる最高のクオリティー!