「元料理人で現コンサルなラヲタ」全ての宅麺レビュー

全585件のレビュー中 326-350件目


2021年06月28日

スープは鶏の胴ガラ・手羽ガラを極限まで煮込み、サンマやアジなどの節系と煮干を合わせた動物魚介の中濃タイプ。濃厚なコクと鶏油の旨味に、キレのある塩味が味をキリッと引き締めています。
麺は三河屋製麺のライ麦全粒粉入り低加水角刃中細ストレート。食感はパッツリ系で、吸い上げも良く、スープの塩味と旨味を一滴逃さず絡み取ってきます。
トッピングはゴリゴリ極太材木メンマ2本に、にんにくと黒胡椒で焼かれた鶏モモ肉1ヶと、厚切りのバラロールチャーシューが1枚。
塩味は強めですが、ついつい飲んでしまう、すーさんらしい中毒系の一杯です。

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2021年06月20日

スープは煮干と鰹がしっかりと香りますが、出汁の旨味と濃厚な芝麻醤の甘味、辣油の辛味、豆板醤のコク、スッキリとした酸味と、どれかが突出する事なく全体が非常にバランス良くまとまっています。刻みナッツの食感も良いアクセント。白髪ネギも事前に用意しておいて、たっぷりと乗せましょう。
麺はフノリを練り込んだやや平打ちの緩ウェーブ多加水中太麺で、コシが強くコリコリとした食感。
付属トッピングのチャーシューはホロホロに軟らかい焼きバラロールと弾力ある肩ロースが1枚ずつ。刻みゴロチャーもスープの中にゴロゴロと入っています。
〆はスープにご飯と温玉と鰹節を乗せて多賀野丼風雑炊にアレンジ。絶品です。

5

2021年06月20日

スープは帆立がメインとなっており、茸類は風味というよりもその旨味成分を抽出する役割を担っている感じです。顆粒状の身も含まれた帆立オイルも香りが強く、塩味はとてもまろやか。岩海苔&乾燥茸フレークミックスを混ぜると旨味がグッと増します。
麺は角刃細ストレート。しなやかでややグッチリとした食感が帆立の風味とマッチしています。
付属トッピングは噛み応えを残した厚めの肩ローススライスチャーシューが1枚。煮豚タイプですが煮込みは浅く、塩ダレはよく染みていますが獣臭と筋っぽさが若干残っていました。
グルタミン酸(帆立・海藻)とグアニル酸(茸)の旨味の相乗効果が分かり易く体感出来るラーメンです。

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2021年06月15日

スープは豚と鶏の動物系醤油清湯。あっさりながら豚の旨味がしっかりと感じられ、酸味がスッキリと効いています。
麺は大成食品の多加水角刃中太麺。ツルモチ食感で、本家の縮れ平打麺とはまた異なる啜り心地の良さがあります。
トッピングはInスープで、歯応えのある短冊メンマと、弱火でじっくり煮込まれたホロホロに軟らかい肩ロースブロックチャーシューが4塊。満来系はこの大きなチャーシューが魅力ですね。
油分と塩分が割りと控え目な分食べやすさもあり、しみじみ美味しいなぁと感じる一杯です。満来系は昔から慣れ親しんだ味ですが、何度食べても飽きないですね。

6

2021年06月15日

スープは魚介オンリーの淡麗系で、日によって違う魚のアラで炊くのが海神の特徴ですが、今回はその風味と多少の濁りから、真鯛、真穴子、脂の乗った平政あたりが使われているイメージでした。次の購入時にはまた違う出汁の風味が味わえると思います。
塩味はキリッとしつつも角のないまろやかな味わいで、生姜の香りもほんのり漂っています。
麺は豊華食品の低加水角刃細麺。パツ系で麺自体の旨味も優れており、かつスープにも良く絡み、これでもかと拾い上げてきます。
付属トッピングは2種。鱈と海老のつみれは海老を殻ごと挽いてあり、香ばしさと甘味ともちもち滑らかな舌触りが堪能出来ます。
鶏つくねはネギの香る優しい味わいの中に、ヤゲン軟骨のコリコリ食感がアクセントとなっています。
鮮度の面で実店舗の再現度が今一つなのは致し方ありませんが、臭みのない上品なアラの香りは充分に堪能出来ました。やっぱり焼おにぎりも欲しくなっちゃいますね。

1

2021年06月06日

20年以上前に多い時は週2で通っていたお店です。和風味と呼ばれるスープは鶏ガラ、ゲンコツ、煮干、節をコトコト煮出したあっさり醤油清湯。別パックの柚子皮がフルーティで爽やかな香りを演出します。
麺は加水率低めの中細縮れ麺。柄木田製粉と浅草開化楼の特注品で、風味、旨味、スープとの一体感やプリプリの食感は有りそうであまり無い、実に個性的な逸品。
トッピングは各々分けてパックされており、ネギの香る香味油、胡麻油で炒めたコリコリメンマ、じんわりと味わい深い肩ロースチャーシュー1枚、海苔、魚粉。
昔から大好きなお店なので、与ろゐ屋の販売はかなり嬉しいです。ざるもお願い出来ませんかね?(笑)

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2021年06月06日

スープは丸鶏とガラをデリケートに炊いた、ふくよかで旨味の濃い鶏清湯。鶏油たっぷりで、煮干もほんのり香ります。カエシには岩塩のシャープなエッジを抑えるよう、岩手の甘口醤油もほんの少々使われているようです。
麺はモチモチの平打ち縮れ中太麺。カットはやや短めで、手もみの不規則なピロピロ感が楽しめます。
トッピングはInスープの鶏モモチャーシューと、フワフワ食感のキンカン、別パックの鳴門巻き1枚に、スライス面をバーナーで香ばしく炙った味濃い目の豚バラロールスライスチャーシュー3枚。
味はあっさりながらも深みもあり、スープも麺も具も多くボリューム満点。食べ応えの面では申し分ないです。

4

2021年06月06日

スープは鶏油をたっぷり浮かべたクリーミーな鶏白湯。塩気も穏やかで程よい塩梅。あおさを絡めると磯の香りが前面に出てきますが、鶏の濃厚な風味がしっかりと受け止めており、旨味の相乗効果が生まれています。
麺は細麺でコリコリとした食感。やや縮れており、あおさと鶏白湯スープがよく絡みます。
付属トッピングは香ばしく焼かれた、醤油味の軟らかいバラロールスライスチャーシュー1枚。
全体的に穏やかで優しい味ですね。〆の雑炊も楽しめそうです。

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2021年06月06日

スープは鶏、豚、魚介のまろやかトリプルスープ。鯵煮干の香りがほんのりと主張しています。岩のりの風味は穏やかで、磯の香りがスープを支配する事なく、程よい調和がとれています。
麺は角刃中太麺。つるつるモチモチの熟成多加水麺で、優しい旨味が詰まっています。
付属トッピングは醤油ダレに漬け込まれた、やや厚めで軟らかいバラロールスライスチャーシュー1枚に、黒胡椒と胡麻油の香る軟らかい穂先メンマ。
魚介一辺倒にならず、各々バランスの取れた、まとまりのある味となっています。

1

2021年06月03日

スープは薄口醤油のあっさり清湯ですが、讃岐うどんの出汁のように白口煮干の風味が強く効いています。ただ丁寧に下処理されているので、苦味や臭みはありません。また味的に大羽を使っているようで、しらすのような甘味と風味も感じられます。そこに豚背脂の旨味を乗せる事で、味をラーメンらしく寄せています。
麺もうどんに近い超多加水の熟成平打ち縮れ麺。うどんの特長をそのまま中華麺に移行したような、表面ツルツル食感モチモチの喉越しと歯切れの良さ。熟成麺なので麺自体の旨味も申し分ありません。
付属トッピングはコリコリと歯応えの強い薄切りメンマと、低温調理の豚肩ロースチャーシュースライスが3枚。塩と醤油で漬け込んだ感じのシンプルな味付けで、素材の味が充分に活かされています。低温調理なので、ぬるま湯解凍か自然解凍が好ましいです。
伊吹いりこの出汁と熟成多加水麺の組み合わせという事で、讃岐うどんの長所をそのままラーメンに取り込んだような、無駄の無い、非常に完成度の高いラーメンだと思います。

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2021年05月31日

タレは鶏をベースに白すり胡麻と醤油と辣油を合わせたオーソドックスなタイプ。まろやかですがピリッと辛く、胡麻のローストの香りが活きています。
炸醤はタレと一緒になっていますが、実店舗よりも量が少なめで、粒も細かく食感に乏しいものの、優しい旨味が詰まっています。
麺はさがみ屋製麺の平打ち中太麺で、もっちりとした食感が炸醤の旨味とマッチしています。
付属トッピングはカシューナッツと干し海老が一緒にパックされていますが、ナッツは軽くマリネされているようで、ややしっとりな食感。花椒は赤青ミックスでスッキリとした痺れと香りが楽しめます。
お取り寄せという事で全体的に無難にまとめられていますが、実店舗のような味のカスタマイズ性に乏しい分、辛さも痺れも中途半端で、若干没個性に感じてしまいました。麻辣味のトッピング量にはもう少し幅を持たせても良い気がします。

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2021年05月31日

さんすけでは定期的に味の変更が行われており、スープは以前のキレとパンチの強い非乳化豚骨から、現在は鰹と鯵煮干の出汁が上品に効いた、関西寄りのあっさりタイプになっています。そこに付属トッピングの魚粉を加えると、風味豊かな煮干の香りが上乗せされます。
麺は薄く滑らかで幅広いきしめんと違い、しっかりとした厚みと粉の詰まったコシのある平打うどん。打ち粉がたっぷり付いているので、叩き落としてから茹でると吹き零れを防げます。
肉は軟らかい豚バラスライス煮で、以前の甘辛い濃口から、現在は出汁の風味を壊さぬよう穏やかな味付けに変わっています。
脂もやや浮いているので普通のうどんに比べれば多少の重さはありますが、二郎の面影は完全に消えており、今は普通に只の「肉うどん」となっています。ウドンもツユも口当たりが良いので、もう半玉くらいは余裕でいけそうです。

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2021年05月27日

地元のお店なので自分が学生の頃のよしぐま時代から30年くらい足を運んでますが、ここ数年は突如大量増殖した大行列に耐えられずご無沙汰していました。ので頂いたのは約3年振り位ですが、大行列になる前と多少感じが変わりましたね。
アブラに関しては相変わらずのパンチ力で満足出来ましたが、ブタは小さく、麺は細く、味は薄く、スープもマイルドになり、以前のようなパワフル感と中毒性が無くなっていました。これ本当に富士丸?と思いましたが、これが今の富士丸なんでしょうね。本店再開したら久々に行ってみようと思います。

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2021年05月27日

スープ自体は白味噌ベースですが、本家と違い豆味噌も配合しているようで、甘味より塩味のほうが立っています。香りのよいアオサと魚粉は別パックになっていますが、本家のようないりこの風味は抑え目です。
辛味噌は赤味噌に唐辛子とニンニクと胡麻油などを練り込んだもので、スープに溶かすと旨味とコクとニンニクの香りが広がります。自分は辛味耐性がノーマルくらいですが、全部溶かすと結構辛くなります。
麺は林製麺の多加水平打太縮れ麺。手もみによる不規則なうねりがスープと良く絡み、モチモチの食感を生み出しています。
付属トッピングは豊富にあり、サクサクの細切メンマ、鳴門巻、やや厚めの豚バラスライスチャーシュー2枚、あとは前述の辛味噌とアオサ魚粉。
ビジュアルや構成は本家を踏襲していますが、こちらのほうがラード少なめ塩味強めのあっさりシャープなテイストで、独自性を感じさせる一味違ったからみそラーメンとなっています。

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2021年05月23日

スープはいかにも無鉄砲といった感じの油膜のはる濃厚豚骨。海老はアメリケーヌの仕込み序盤と同じように頭部を焼いて香ばしさを出し旨味を凝縮させてありますが、濃厚豚骨と合わせても一切の違和感がありません。甘エビが強いのかなぁと想像していましたが、甘味は気にならず、良い意味で思っていたものと全く違うバランス融合型に仕上がっていました。
麺はもちもちの平打ち縮れ中太麺で、スープとの絡みは抜群。
トッピングは厚切り大判チャーシュー1枚と海苔が付いてきます。
甘海老といっても身のような甘味はなく、海老としての風味と旨味だけをバランス良く抽出した、香り良いスープとなっています。豚骨も臭みはなく、こってりだけど後味はあっさり。ちなみに無鉄砲系はデフォの塩分がマイルドなので、濃口が好きな方はニンニク醤油を用意しておくといいと思います。

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2021年05月23日

スープはベースのド乳化豚骨にニンニクと生姜を効かせ、合わせ味噌ダレで溶いた濃厚まろやかタイプ。ほんの少量だけ豆板醤も使われていますが、辛味は気になるレベルでもなく、程よい塩梅です。
麺はラーメンと同じ表面ツルツルの平打ストレート太麺で、J系ではあまり使われないタイプ。
トッピングのブタもラーメンと同じ厚めのバラスライスが二枚。
スープのベースも麺もラーメンと同じ雷インスパイアで、塩分が他のJ系より穏やかな為、ヤサイは多過ぎると味が薄れてぼやけてしまうかもしれません。

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2021年05月23日

スープは鯛の中骨のアラのみ使用した感じの、臭みのないあっさり清湯。そこに天日塩のカエシと旨調と軽めの香味油を加える事でラーメンの味として成立させてあります。
麺は加水率やや高めの角刃細麺で、コリコリ食感とほんのりとした甘味がスープと合っています。
付属トッピングは胡麻油の香る甘口メンマと、厚切りバラブロックスライスチャーシューが1枚。どちらも穏やかなスープに対して味付が強いので、スープには入れずに別皿で頂きました。
麺が終わった後は鯛と相性の良い紀州梅少々と三つ葉を散らして鯛茶漬けに。呑んだ後の〆にピッタリの一杯でした。

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2021年05月23日

根気よく徹底的に濾すという重労働の上で生み出された鶏スープは非常にきめ細かく、トロントロンにまろやか。スパイスはターメリックをベースにクミン、コリアンダーなどバランス良くマイルドに配合されており、チリ系の刺激はないので辛味が苦手な方でも問題ありません。そこに昆布煮干節等の魚介をやや強めに効かせ、コーンスターチでクリーミーなとろみを加える事で、どこか蕎麦屋カレーの味に近い和のテイストに仕上げられています。
麺はツルモチ食感の多加水角刃中太麺。食感も長さもスープとベストマッチに計算されており、うどんとはまた異なる独特の一体感があります。
トッピングはサクサク食感のメンマとプリトロ食感の拍子木チャーシューが4本。
風雲児のつけ麺は添加物や化調を一切使わず、旨味や甘味は全て食材の天然成分から抽出しているのが特長の1つですが、そのナチュラルな旨味甘味はカレー味でも存分に活かされています。最後は鰹出汁で割って美味しく完食しました。

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2021年05月17日

つけ汁はやや微乳化の動物系で、キリッとした強めの塩味と、バターのコクと、ほんのりフルーティな酸味も感じられます。また、具にはキャベツやバラチャーシューの小さいコンカッセが幾つか沈んでいます。バジルはドライが使われていますが、主張の強いハーブなので、風味のバランスを崩さないようにほんのりと効かせるように計算されています。
麺は多加水の角刃縮れ中細麺で、コリコリとした食感。少し軟らかめに茹でたほうがスープとの一体感が増す気がします。またフライドエシャロットは麺にトッピングすると最後までサクサク食感を保てます。
味的にはトスカーナ風のミネストローネっぽいイメージですね。
塩分が大分強かったので、最後は残ったスープでベシャメルを溶いて、黒胡椒とじゃがいもとペンネに絡めて頂きました。

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2021年05月17日

つけ汁はラーメンと同じあまうまタイプで、大量の豚背脂が浮かんでいます。
麺は表面ツルツル食感グッチリの多加水角刃中太麺。
トッピングは甘口のメンマと豚バラロールの薄スライスが2枚。焼き海苔は7枚付いてきますが、なかなか上質なもので、香りが良く厚みもあり、麺に巻くとパリッとした食感と弾ける風味が楽しめます。
やや粗挽の魚粉は多少のアクセントにはなりますが、背脂と野菜の甘味がより強調される形となります。
同店のラーメン同様、つけ麺も出汁自体はあっさりなので、濃厚コッテリというより脂ギットリというイメージです。

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2021年05月17日

スープは牛スジを使った田村屋系で、コク、キレ、旨味のバランスが整った、薄口醤油ベースのあっさり清湯。
麺は佐野ラーメンの特長である青竹踏みの乱切手もみ多加水麺。太さは中太~極太サイズまで不揃いで、モチモチの強力なコシがあったり、瑞々しい滑らかな弾力があったりとイレギュラーな食感が楽しめます。
トッピングはコリコリメンマとトロトロに軟らかい厚切り豚バラチャーシューが二枚。
佐野ラーメンは店によってスープに様々なタイプの違いがありますが、大山はクリアな淡麗系が好みの方には合うと思います。

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2021年05月09日

タレは台湾まぜそばというカテゴリー内では独自色の強い、煮干の効いた濃厚あまうま鶏白湯。炸醤も甘口で、辣油による辛味はピリ辛程度。
麺は自家製の角刃太麺で、指定の茹で時間だと結構コシの強い仕上がりになります。まぜそばらしくタレとの絡みを重視するのであれば、指定よりもやや長めに茹でたほうがいいかもです。
付属トッピングは刻み海苔と魚粉。魚粉は節系メインです。
炸醤も麺も量が多く、麺は噛み応えもあるので、充分な満腹感を得られます。
宅麺には台湾まぜそばがもう一商品ありますが、あちらのほうが辛味が強くてシャープな味に対し、こちらは辛さ控え目で甘味が強め。自分には少し甘味が強かったので、ネギとニンニクを多目に追加して楽しみました。

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2021年05月09日

醤油強めのタレは濃口で、シャープながらも深みがあり、豚脂のコクとザラメの甘味も感じられます。
濃厚な炸醤は旨調ガッツリで後味はさっぱり。唐辛子の刺すような強い刺激もアクセントになっています。
麺は太陽食品の多加水角刃緩縮れ太麺。全粒粉入りのビジュアルとうどんのように滑らかな麺肌とモチモチの食感で、味ははなびの麺に良く似ており、タレにしっかりと絡み合います。
付属トッピングは黒胡椒の効いた魚粉と刻み海苔。卵黄を加えると辛味が若干抑えられ、キリッとした醤油味がまろやかな味わいに変化します。
味はほぼはなびですね。再現度を高めるのであれば、ニンニク、ネギ、卵黄は最低限用意したいところです。

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2021年05月06日

スープ、麺、チャーシュー、付属の香味油は同店商品の特みそこってりと同じものですが、こちらには辛味ペーストも同梱されています。
この辛味ペーストにはハバネロに加えブートジョロキアも使われている為、全部加えると美味しく頂けるギリギリの辛さになり、普通に口から火を吹くレベルです。カプサイシン受容体がデリケートな自分には限界の辛さですが、激辛マニアにはこれでも物足りないかも。
ちなみに以前実店舗で同行者が注文していたメガファイヤーLv5はブートジョロキアがバッキバキに効いており、ひと口だけ貰いましたが数時間ダメージが残りました。オロチョンが好みに合った方には実店舗のメガファイヤーもお勧めします。

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2021年05月06日

スープは豚鶏の白湯と節ベースの清湯によるWスープ。味噌ダレは江戸甘味噌をベースに仙台味噌や信州味噌など計5種類の味噌をブレンドし、キリッとした塩味酸味に甘辛旨味のバランスを調整したものとなっています。
また同梱の香味油は細かい豚背脂に煮干や花椒、にんにくなどの香りが効かされています。
麺は平打ち緩縮れ中太麺で、タピオカの原料となるキャッサバ澱粉を練り込んだモッチモチの食感。札幌ラーメンとは長さも色も加水率も異なる別タイプで、ど・みそのスープと合わせて浅草開化楼が開発した、小麦の香りも良くスープとの一体感も抜群な特注麺です。
トッピングはやや小判の軟らかいバラロールが2枚。
札幌ラーメンが白味噌とラードを多用する事に対し、こちらは江戸甘味噌などの赤味噌と背脂を軸にする事で、「東京スタイル」と銘打っているのかなと思います。
こってりでいて、後味はあっさり。もやしなど水分量の多いトッピングにも負けない濃厚スープとなっています。

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