2020年07月16日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・プラチナ会員ですが抽選販売は直近29回中26回落選、新商品は全滅で毎回先着販売で買っています。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。コツとしては思い切って麺を取り出してレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。
2020年07月16日
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スープは丸鶏と野菜を煮崩したドロドロの鶏ポタとは違い、旨味濃度とゼラチンだけを丁寧に抽出したモッタリ系の鶏白湯で、鶏油は香りもよく口当たりも滑らか。
麺は全粒粉入りの弱ウェーブ細麺で、スープもしっかりと絡み相性の良さを感じさせます。
トッピングはコリコリメンマとトロットロにとろける大きめの豚バラスライスチャーシューが1枚。
とろみはモミジを、どろつきは丸鶏と野菜を使えば比較的簡単に出せますが、このような純粋な鶏の濃度は良質な国産の丸鶏とガラを大量に炊かないと出すのは難しく、福島鶏白湯は震災後に生み出された定義の決まっている新ご当地ですが、作り手の想いと気合いはこの手間隙かけられたスープから感じられると思います。