2024年11月27日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・プラチナ会員ですが抽選販売は直近29回中26回落選、新商品は全滅で毎回先着販売で買っています。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。コツとしては思い切って麺を取り出してレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。
2024年11月27日
8
スープは豚骨、鶏ガラ、モミジといった動物系をベースに、京都白味噌、信州淡色味噌などの芳醇な味噌ダレを合わせた濃厚味噌白湯。
ドロつきのあるクリーミーなスープで、塩分濃度は約2.1%とやや高く、最初は塩味が感じられますが、
後から無化調ならではのナチュラルな旨味がブワ〜っと広がってきます。
煮干粉も別パックで付いていますが、スープのゼラチン質が強く濃厚なため、魚介に支配される事なく、程良い出汁感として機能します。
また同じく別パックの海老オイルは海老殻を焼いた風味が芳ばしく、スープを更に香り豊かに仕立ててくれます。
麺は自家製のスクエア型角刃太縮れ麺。エッジに円みのある縮れ麺なのでスープを持ち上げ過ぎず、
全粒粉入りのムチグチ食感が濃厚スープに負ける事なく、抜群の相性の良さをみせています。
付属トッピングは豚バラチャーシューの縦スライスが1枚。
箸で簡単に切れるほどに軟らかく煮込まれたトロトロの厚切りで、シンプルな味付けがまろやかなスープとマッチしています。
ちなみに説明書きや店主おすすめにあるタバスコチポートレイ(チポトレサルサ)は付いていないので、気になる方は事前にご用意を。
口当たりはこってりなのに後味はあっさり。
〆のライス投入まで余すことなく楽しめる一杯になっていると思います。