ラーメン ヨシトミ「ラーメン」すべてのレビュー

全3件のレビュー中 1-3件目


2024年08月28日

スープはまろやかなトロトロド乳化タイプで、塩分濃度約2.6%と二郎系ならではの濃口ですが、
乳化系の中では口当たりが比較的軽やかなため飲みやすく、醤油と生姜も効いた甘旨な味わいです。
まずは麺やトッピングを入れる前にスープを素の状態で一口飲んでみて下さい、
スープ全体から押し寄せる豚ウデ肉の圧倒的な風味を感じられると思います。
 
麺はオーション使用の自家製中加水角刃平打極太ウェーブ。麺量は300gと、実店舗の小と同じボリュームです。
麺の味わい自体はNS系にも通ずるようなイメージもあり、二郎インスパの中では比較的加水率が低くなく、モチフワの食感が特徴的。
実店舗ではややデロで提供されている通り、この麺は硬めよりも軟めのほうが持ち味を発揮するので、
指定時間の10分か、それよりも気持ち長めに茹でて、フワデロの食感とド乳化スープとの一体感を引き出してみましょう。
但し茹で過ぎると麺表面が溶けて歩留まりが低下するので注意です。
 
付属トッピングは豚背脂と、Inスープのブタが1枚。
ブタはウデ肉ですが、スープに出汁を充分に抽出しつつも出涸らしになっておらず、適度な弾力も残し、
尚且つしっとり柔らかく仕上がるよう、スープから肉を抜くタイミングを見極められているようです。
 
アブラは富士丸系のような味付カスアブラではなく直系タイプの白アブラで、
肉カスも適度に含まれており、甘味のあるブリンブリンの超大粒サイズとなっています。
 
店主は鷹の目出身の用心棒系という事で、宅麺ラインナップにもある祐三や神工と同じ系列に当たります。
ただ神工と同じようにラーメンについては鷹の目の味ではなく独自路線を歩んでおり、ラヲタ達からの評価も軒並み高く、
昨年の新規オープン時から物凄い大行列を作る超人気店へと瞬く間に上り詰めています。

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ひろ ・40代/男性

2024年08月23日

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

印象的だったのは、ワシワシというよりは、どちらかというと、うどんの柔らかさを感じる麺!
スープは醤油のキレがありスイスイいただけるお味!
しっかりとした塩味もあり、ごはんがあってもうれしいかもな感じ!
ごちそうさまでした!!

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めがです ・30代/男性

2024年08月19日

とにかく豚のスープがまず印象的。
豚骨のものとはまた違う、むせかえるような豚臭が、カエシの醤油感を凌駕してくる。トロッと乳化して、豚の出汁と脂が渾然一体となっている。

麺はゆるいウェーブの極太平打ちで、10分茹で指定でデロめに仕上がる。しかし、プルモチな食感をしつつもしっかりと食べ応えがあり小麦の香りもして美味しい。水分を吸っているからか、ほかの硬めに茹でる二郎系の麺よりボリューム感がある。

豚は大判で、しっとりむっちりしつつもホロホロという、かなり丁寧に仕上げられた印象を受けるもので、スープの強い豚感にまけない仕上がり。

別パックの背脂は、豚カスのようなものが含まれており、味付きではないので、最後に上からかけて食べるもの。これも良い豚の脂なんだろうなと感じる。

デロ麺と乳化スープでまったりと食べる感じになるが、しょっぱさより豚出汁先行なので、なぜか味が上品に感じてしまう。豚星とかキリッと系が好きな人はあまり好みではないかもしれないが、レンゲを用意して、スープを啜りながら食べると、この一杯の持つ本来のパンチ力をより感じられるのでオススメです。

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