2019年11月30日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・プラチナ会員ですが抽選販売は直近29回中26回落選、新商品は全滅で毎回先着販売で買っています。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。コツとしては思い切って麺を取り出してレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。
2019年11月30日
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オーナーは資本系外食FC「日の出らーめん」の出身で、その前に勤務していた先代まつり家は1年程で辞めたそうなので、まつり家を引き継いだといっても建物と食器類だけで、吉村家直系の味は引き継がれておりません。
スープは以前のキリっとした醤油ダレに鶏油たっぷりの豚骨醤油から豚骨臭を消した円みのあるあっさりタイプへ、麺も酒井から日の出らーめんに卸している大橋多摩へ、チャーシューもモモスモークから肩ロースの煮豚へといった感じで、吉村家直系の味から家系風の亜流な味へと丸々変わっています。
貴重な吉村家直系の味が1つ途絶えてしまったのは残念ですが、味自体は旨味も詰まっており醤油感も強く、トッピングも海苔6枚にほうれん草とネギまで分包で付いてくるのでサービス満点。
麺も解れ易いように&収納しやすいように平たくコンパクトに冷凍パックするなど購買者への配慮も感じられ、880円でこの内容なら宅麺商品としてはトップ評価です。
ただ麺量が実店舗より大分少なく、40gも減らしているのは流石にやり過ぎじゃないかなと思いました。