2016年07月01日 ラーメンもみじ屋 ラーメン(アブラトッピング付)(二郎インスパイア・豚骨醤油) 求めていたものがあった 重度の富士丸中毒。 田舎住まいとなり、富士丸は遠い味となった。 それだけに、この旧富士丸店主の作り込んだ一杯には、過剰なる期待をかけていた。 宅麺より、配達されたその日。早速に調理。 まずはきちんと、環境を整えねばならぬ。 にんにくは、刻みニンニク。中粒のもの2粒を、自分で刻む。 国産にんにくを、刻んでから30分程度放置しておくべし。 野菜は、もやしとキャベツを、クタクタになるまでよくゆでる。 説明書には5分ゆでとあるが、7分~8分が 自分におけるベスト。 さらに。富士丸においては、野菜はスープでゆでられて、味がついている。宅麺より送付されたスープで煮込む手もあるが、せっかくのスープにもやし臭が 移ってしまうことになる。 やむなく、中華のもとと塩、コショウを、ゆであがったヤサイに絡ませることで対応。 付属のアブラは、湯煎の後、あえて別皿へ。食す際、麺をつけ麺の容量でこのアブラにからめ、簡易油そばとするためである。 麺は、表示通りの5分ゆで。これで店味に近い、ボキボキの麺となる。 手はかけた。かくして、その一杯は……。 ……これだ。 脂の奥に感じる旨み、塩気。タンシャオメンがごときごわごわ平打ちちぢれ麺。臭いニンニク。クタクタの「飲める」ヤサイ。 富士丸本店より柔らかいブタ。 なんどもインスパイヤで首をひねってきたが、それも今日でおしまい。 ひたすら、目の前のブツに、かみつく。すすりこむ。流しこむ。 ありがとう。 東京までの往復交通費と、深夜バスに揺られる吐き気と時間を思えば、この金額でこの享楽を受けていいのか、とすら思う。 唯々、感謝。圧倒的感謝。 0 役に立った レビューを共有
重度の富士丸中毒。
田舎住まいとなり、富士丸は遠い味となった。
それだけに、この旧富士丸店主の作り込んだ一杯には、過剰なる期待をかけていた。
宅麺より、配達されたその日。早速に調理。
まずはきちんと、環境を整えねばならぬ。
にんにくは、刻みニンニク。中粒のもの2粒を、自分で刻む。
国産にんにくを、刻んでから30分程度放置しておくべし。
野菜は、もやしとキャベツを、クタクタになるまでよくゆでる。
説明書には5分ゆでとあるが、7分~8分が
自分におけるベスト。
さらに。富士丸においては、野菜はスープでゆでられて、味がついている。宅麺より送付されたスープで煮込む手もあるが、せっかくのスープにもやし臭が
移ってしまうことになる。
やむなく、中華のもとと塩、コショウを、ゆであがったヤサイに絡ませることで対応。
付属のアブラは、湯煎の後、あえて別皿へ。食す際、麺をつけ麺の容量でこのアブラにからめ、簡易油そばとするためである。
麺は、表示通りの5分ゆで。これで店味に近い、ボキボキの麺となる。
手はかけた。かくして、その一杯は……。
……これだ。
脂の奥に感じる旨み、塩気。タンシャオメンがごときごわごわ平打ちちぢれ麺。臭いニンニク。クタクタの「飲める」ヤサイ。
富士丸本店より柔らかいブタ。
なんどもインスパイヤで首をひねってきたが、それも今日でおしまい。
ひたすら、目の前のブツに、かみつく。すすりこむ。流しこむ。
ありがとう。
東京までの往復交通費と、深夜バスに揺られる吐き気と時間を思えば、この金額でこの享楽を受けていいのか、とすら思う。
唯々、感謝。圧倒的感謝。