ラーメン富士丸「豚」すべてのレビュー

全1件のレビュー中 1-1件目


2024年04月04日

富士丸ブタの単品販売です。ラーメンの豚増しや炒飯の具、ご飯のおかずやお酒のお供に。
部位は豚腕肉、量は3個入り合計で約250g。
1個あたりの大きさは縦幅約7cm、横幅約5cm、高さ約3.5cmくらいにカットされています。(個体差あり)
自宅だと画像3枚目のようにガスバーナーで表面を香ばしく焼いて梶原店の炙りっぽくする事も可能です。
 
ただ宅麺CK製なので忌憚なく書きますが、漬けダレは今現在の富士丸の味をコピー出来ているものの、
食感はパサギチで、富士丸直系のムチホロ感を再現出来ていません。
特に成形と縛り方、またカットの形状も直系店と違う為、最終的な味や食感も結構変わってきます。
 
画像4枚目は右が宅麺製、左が富士丸実店舗製です。
宅麺製はブロック1本が細く、カットがゲンコツ状に分厚く、
何より縛らずにネットを使っている時点でジャナイ感があります。
 
実物の味をご存じない通販専門ユーザさんの中には、美味しいと思えればそれで良いという方もいるかもしれませんが、
実店舗の本物を食べているリアルの客層は本物の味を求めて買うので、
ユーザの経験値によって期待する再現度とクオリティが違ってきます。
 
ブタはスープの仕込みとの兼ね合いもあるため完全再現が難しいのは理解の上ですが、
せめて加工に関してはトリミングの時点から最終的なカットに至るまで、
実店舗の工程を細部まで今一度見直し、物理検査も徹底すべきだと思います。
 
カットの厚みは商品インパクトとして敢えてゴツい塊状にしているものと思います。
ただ「富士丸監修」ではなく「富士丸正規品」として商品化するのであれば、
実物と遜色ない、本当の意味での「『店の味』を忠実に再現」に期待します。
 
一方、モノ自体については食べ応え抜群で、汎用性も高く、インスパイア風の厚切りチャーシューとして考えると優れた製品です。
 
細かく解せば汁なしの追加トッピングに、また味付アブラに混ぜれば富士丸風のブタカスアブラが作れます。
カットした豚に刻みキャベツ、白胡麻、ごま油、出汁醤油orポン酢を和えると、家系風キャベチャーに。
刻みネギと白胡麻をぶっかけてラー油を垂らせば居酒屋風の簡単おつまみに。
そこにコチュジャンや豆板醤を加えて混ぜると町中華風のピリ辛ネギチャーシューになります。

14