2025年01月22日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・プラチナ会員ですが抽選販売は直近29回中26回落選、新商品は全滅で毎回先着販売で買っています。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。コツとしては思い切って麺を取り出してレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。
2025年01月22日
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スープは動物ベースのあまうま味噌白湯。
白味噌を中心とした合わせ味噌で、塩分濃度は約2.5%と高めですが、塩味よりも米麹と根菜の優しい甘味が強めに主張しています。
ニンニクの香りも良く、多めのラードと背脂がスープを熱々の状態に保ってくれており、札幌風のテイストも所々に感じられます。
湯煎完了直後はパック内で油分が分離しているので、よく振ってから丼に注ぎましょう。
麺はスクエア型の角刃太縮れ麺。加水率はやや高めの、ツルツルとした麺肌にプリモチの食感。
短尺な部分も含めて、こちらも札幌味噌の特長も組み込んだようなイメージ。
付属トッピングは豚バラブロックが1つで、実測(個体差あり)長さ約12cm、幅約5cm、厚さ約3cm、重量約140gもある大迫力のジャンボサイズ。
実店舗では焼いてから提供されている通り、こちらは表面を焼かないと本来の味になりません。
焼く前の状態はややパサついた大きいだけの普通の煮豚ですが、焼く事によって脂が溶け出し、外はカリッと香ばしく、中はふっくらジューシーな全く別の食べ物へと劇的に進化します。
また焼いて表面の油分を飛ばす事でスープを吸収しやすくなり、スープに沈めておくと味が染みてしっとり軟らかくなります。
焼くと焼かないとでは歴然とした味の違いが生まれますので、焼かないで食べるのは損です。
一応二郎インスパのジャンルに入っているようですが、二郎インスパ系というよりもガッツリ系の野菜たっぷり濃厚こってり味噌ラーメンという印象で、個人的には味噌一あたりが思い浮かびました。
唐辛子や辛味噌で辛くしたり、ニンニクや生姜でパンチを加えたり、バターやチーズでコクを出したり、カレー粉でスパイシーに仕上げたり、
ネギ、メンマ、胡麻、コーン、卵、キムチなどを乗せたり、自分好みのトッピングを色々追加するのも楽しめるタイプだと思います。